シニアのハワイ一人旅の目的

 今年のゴールデンウイークは10連休という未曽有の長さだったこともあり、旅行を計画している人は多数いたと思います。

 当然ハワイ人気も高まり、本屋さんに行くと旅行本が多数陳列され、中でも海外旅行のコーナーではハワイ関連本の占める割合が圧倒的に多い。
 
 中を見ると、例によって食べる、買う、泊まるという記述が多いのですが、まあ女性観光客の多いハワイの場合、やむを得ないところもあるなと思っています。

 そもそもシニアのおじさんのハワイ一人旅は、日本人だとほとんどいないのではという気もします。さらにそんなおじさんが実際にハワイに行って何をするのかとなると、ますます悩みが深まります。

 私の場合は、ハワイ旅行を計画することや行くことそのものが楽しみであり、コンドミニアムに宿泊して自由に勝手気ままに動き回るということも楽しみです。
 
 当然ながら自然の息吹を感じ、温暖で清浄な大気の中を動き回っていると体調も良好。美しい景色を見ているだけで気持ちがすっきりするという、食べる、買うとは別次元の喜びも感じます。

 それにしても、早朝ホノルル空港に到着して、団体出口を出て、ロータリーのベンチに座り、ロバーツハワイのシャトルが来るのを待っているときの気持ちは格別です。

 青空を見上げながら、「今回の旅行ではいったいどんな楽しいことが経験できるのか?」という期待が胸の中でどんどん膨らんできます。

 一方食べる方ですが、ブログにも書いた通り2018年版のるるぶハワイを見て、いろいろ検討。

 パンケーキについては、日本でも大ブームのようで、スーパーでも、パンケーキのお菓子が販売されています。

 またいくつかのショッピングモールには、パンケーキ専門店が併設されていたりして、「へえ〜、うまそうだな」と思って店内を見ると、多数の若い女性が利用していますので退散ということを繰り返しています。

 雑誌の記事に戻ると、パンケーキの次がアサイボウル。さらにプチスイーツ、クールデザートとなっていて、シニアの私には残念ながらあまり関心がありません。

 さらにひんやりドリンクのページでも、聞きなれない店名をいくつか見ましたが、こういったものは動き回っている最中に、適当に見つけた店で十分かなという気もしています。

 次にワイキキビーチでの過ごし方がいろいろ解説されてます。なるほどなあと思いながら読ませてもらいましたが、リピーターとしては、どれも当たり前かなという気もします。

 ダイヤモンドヘッドの撮影、朝食、ビーチチェア、ホテルのアイテム購入、カタマラン、無料のフラショー、金曜の花火等が紹介されていますが、確かにこれもハワイを楽しめる内容。

 その意味で一番良いのは、ヒルトンハワイアンビレッジあたりから、カピオラニ公園あたりまでビーチ沿いをゆっくり散歩して、思いついた場所で写真を撮ったり、ホテル内に入って休憩したり、カタマランに乗ったりというのが一番。

 人間というのは不思議なもので、その場所に実際に立って、呼吸をして、耳を澄ませて風景を眺める体験をすることによって、「はあ〜、良い経験をした〜!」という感動に浸れます。

 要するにビーチ沿いに、なんとなくふらふら歩いてみるのが一番というのが私の考えです。

 さらに他のページを見てちょっと気になったことをいくつか。最初がKCCファーマーズマーケット。以前はマーケットが開催されているよという程度の扱いだったと記憶しているのですが、最近は個々の特徴ある店が紹介されていますね。

 ただ実際に行ってみて感じたのは、買い食いは確かに面白いのですが、それを食べる場所がないのがちょっと不満。シニアのおじさんとしては、食べながら歩くという習慣がほとんどありません。

 当然マーケット内は多数の人があふれていますから、片隅に座って落ち着いて食べることもできません。まあ持ち帰ればよいわけですが、そうなると帰りの交通機関が問題。

 バス利用の場合は停留所が混雑することは間違いなし。おいしいものがいっぱいあって楽しいことは間違いないのですが、買い食いだけが目標だと苦労するかもしれません。

 次がプレートランチ。ハワイのあちこちで食べることができますが、人気店は限られています。モンサラット通りのパイオニア・サルーンは一度行ってみたい店です。

 同様にマグロブラザースもはずせません。またオノ・シーフードのポケ丼も食べてみたい。ワードではカカアコキッチンが有名。ただメニューが多すぎて、店頭で選ぼうとすると混雑していることも多くてついめげてしまいます。

 ディナーのページで気になったのがアラモアナにある和食の塚田農場という店。日本からの進出した店だそうですから、味も期待できそう。

 その先のページで気になったのが、アラモアナに新しくできた「白木屋・ジャパン・ビレッジウォーク」で、ここなら安い和食を楽しめそう。

 他にも各地で行われているファーマーズマーケットの紹介があります。こういったマーケットは、お店をふらふらとみて回っているだけで楽しい気分に浸れます。

 他にもカパフルやカリヒ、カイルア等、行きたい場所は多数。ほぼ毎年毎年行き続けているのに、「もう飽きた」と思うことが全くないのが実に不思議。

 とはいえ、一方で街の景観は毎年毎年激変?前に行ったあそこは今どうなっているのか?なんていう疑問を持ちながら街歩きを楽しめることも確かです。今回は新しくできる鉄道工事の進行状況も見たいなと思っています。



いよいよ出発


2019年5月ハワイ旅行


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