今回は例年と違う業者(ハワイ不動産総合情報)さんにお願いしましたので、部屋がどうなるか不安に思っている部分もありました。
しかし、結果は良い方向に作用し、これまで宿泊した中でも1,2を争う部屋になりました。
もともと今回の業者さんはハワイへの仲介業者としての位置づけのようでしたが、部屋の希望をリクエストできるというメリットがありました。
(リクエストしなければ宿泊料金は安くなります)
そこで25階以上、部屋でインターネットが出来る、向きは出来れば海が見える、バスタブには可動式のシャワー設備、ベッドは2台等のリクエストを、「こりゃ相当欲張りだろう」と思いつつお願いしました。
するとなんと、用意できるとのことで、そんな都合の良い部屋があるのかなと思っていました。
チェックインはバニヤンのタワーTで行われ、旅行記にも書いたように「koko resorts」という別の会社のオフイスでした。
親切なおばさんが日本語で対応してくれました。「おばさんもこの部屋は良いですよ。ラッキーです」と言ってくれていましたので、期待が高まります。
エレベーターを出て部屋に向かうと、廊下の一番奥、角部屋でした。非常階段手前の左側の部屋です。
タワーTは南北に長い建物ですが、部屋は北西の一番角で、ラナイからは正面がワイキキの町並みの向きになります。
キーの番号を見ると「3702」ということで、最上階の部屋です。
ドアを開けると、バニヤンの部屋は構造上みんな同じで、キッチンのついたリビングとベッドルームがあり、正面はラナイとなっています。
しかし入った瞬間今までの部屋とは違うものを感じました。ともかく全体的に内装が高級です。黒いレザーのソファー。大理石模様のテーブルとキッチンカウンター。
カウンターの上下には木製の棚がずらりと並び、ヒルトンのタイムシェアを思わせるような構造です。「これはすごい」とか叫びながら息子と一緒に、キッチン周辺の棚のドアを次々と開けると、すべての料理道具がきちんと収納されていました。
調理道具の数も種類もこれまでの部屋よりかなり多く、「こうゆう部屋もあったんだあ」と驚かされます。炊飯器も7合ぐらい炊ける、家で使うのと同じような立派なものがありました。
部屋の中央には大型の液晶テレビがあり、その下にはDVDプレーヤーがセットされて、自由に使うことが出来ます。滞在中に購入したCDをこのプレーヤーで聞くことが出来楽しめました。