ワイキキ・バニヤンの立地

 ここで我が家がよく利用するワイキキ・バニアンについて紹介しておきます。コンドミニアムの基本的な造りや設備は、だいたいここに書いた内容に準じています。

 バケーションレンタルのコンドミニアムのイメージをつかんでもらえると思いますが、一般的なコンドミニアムについては、準備編のコンドミニアムの生活のページで詳しく書きました。内容的に重なっている部分もあります。ご了承ください。


立地

 ワイキキの東側に位置します。クヒオ通りに面し、東側の交差点の角(ワイキキ・サンセット側)にバス停があるので、バス利用の旅行者にはひじょうに便利です。(ロータリーから50mぐらいです)

 ハワイは右側通行なので、このバス停で待っているとアラモアナ方面に行けます。当然ながらアラモアナの先、ワードやチャイナタウン、空港方面やアリゾナにも行くことが出来ます。

 さらにアラモアナ方面ではなく、ドンキホーテやマッカリー、ハワイ大学方面のバスも通ります。これらのバスの見分け方は、ルートの番号を見ます。この番号については、各種のガイドブックや、ワイキキの街中に置いてあるフリーペーパーにも出ています。

 また交差点を斜めに渡った反対側のコーナーにもバス停がありますが、こちらはワイキキ水族館やカハラ、ダイヤモンドヘッド方面のバス停になります。(ハナウマ、シーライフ方面はカラカウア通りの停留所になりました)

 バニヤンからクヒオ通りに出て右折して30mぐらい歩くと、各種のトロリー乗り場があります。ここにはクヒオ通りを通るほとんどのトロリーが停車します。

 さらに500mぐらい歩くとフードパントリーがあります。時間にして7〜8分だと思います。途中にABCストアが3軒ほどあるのも見逃せません。

 次にビーチですが、一般的なガイドブックでは、ビーチまでは二ブロックと紹介されています。これは約200mに相当します。

 クヒオ通りからまっすぐビーチに向かう通りはオフア通りと呼ばれています。途中最初に目に付くのは、右側の広大な駐車場。ここにはピカピカのチャーリーズタクシーが骨休めをしています。左側はマリオットのロータリーです。

 そのままビーチに向かうと、右側に教会が現れます。日曜日など賛美歌のコーラスが聞こえるときもあります。

 礼拝の時は出入りも自由みたいで、私も入ったことがありますが、リゾート地区とは思えない厳粛な雰囲気で、ステンドグラスが大変きれいでした。

 左側にはオープンテラスのイタリア料理店である「アランチーノ」があります。夕方になるとテーブル上にキャンドルがともされ、なかなか良い雰囲気なので一度は食べてみたいなと思っている店です。

 ビーチは、ちょうど突き当たりになりますが、クヒオビーチと呼ばれています。沖合に小さな波消し?の堤防があるので、その内側は満潮時を除いてまるでプールのようで、多数の家族連れで賑わっています。

 このビーチ沿いの道がカラカウア通りですが、東に向かうと少し大きめの堤防があり、その先はホノルル動物園です。動物園までバニヤンからは600mぐらいです。(10分ぐらいです)

 ビーチ沿いのカラカウア通りを西に向かうと、パシフィックビーチホテルがあり、その先はハイアットリージェンシーです。このハイアットの東側に「セントラル・パシフィック・バンク」があります。日本語も通じるので、気軽に利用出来ます。この辺りがバニヤンの南側の500m圏内でしょうか。

 バニヤンの北側ですが、すぐ隣に「ワイキキ・コミュニティ・センター」があり、ここでは特定の曜日に青空市場が開かれています。と言っても店を開いているのは数軒です。ただフードパントリーよりはかなり安いらしく、結構混んでいます。

 またフラレッスンやウクレレを初めとして、30種類ぐらいの様々なカルチャー教室が毎日行われています。

 さらに北に向かうと100mぐらいでアラワイ運河です。ここは地元の人たちの散歩コースみたいで、朝夕は犬を連れた人を多く見かけます。運河の中には、貪欲な目玉の大きい魚(テラピアのようです)がうようよいて、観光客が投げるパンくず狙っています。
 
 さて以上は便利な点ですが、バニヤンに宿泊していてちょっと不便だなと感じることもあります。それはワイキキの西側に較べると、レストランの数や種類が圧倒的に少ないことです。

 もちろんバニヤン自体がコンドミニアムですから自炊をすれば良いだけなのですが、たまにはちょっと外食をと考えたとき、その候補が限られてしまいます。これが唯一の欠点かなと思っています。



バニヤンの1階へ


宿泊一般論


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