お魚ウオッチング
ハワイは熱帯魚の宝庫と思われがちですが
多数の魚を見ることが出来る場所は意外に限られています
ただ場所さえ選べば、日本では考えられないような大型の魚を間近で見ることも出来ます
1 ハナウマ湾
これはどなたも異存がないと思います。ワイキキからも比較的近く、シュノーケルが出来なくても、そこそこ魚を見ることが出来ます。ただし東南の風が強かったりすると、波が多くなり見にくくなります。その場合はシュノーケルが有利です。
問題なのは行くたびに自然保護とビーチ遊びの注意事項に関するビデオを見なくてはいけないことと、常に混み合っていることです。
レンタカーの場合は、かなり早く行かないと、すぐに駐車場が満杯になります。入口に係員さんがいて、満車の場合は絶対に入れてくれませんので、その場合は通過するしかないです。
またビーチには軽食を除いてレストラン等はないので、ワイキキで準備していかないといけません。また木陰もあまりないと思います。
2 クヒオビーチ
波打ち際にイワシのような体長15cmぐらいの魚が群れていることが多いです。観光客がいようといまいとお構いなしで、勝手に泳いでいます。近づけば逃げてしまいますが、ゴーグル越しに見るのも面白いです。
またカピオラニ公園との境目の防波堤上からも多数の魚を見ることが出来ます。これは朝見に行くのが一番です。
さらに言うとクヒオビーチと外洋を隔てている小さな堤防の根元では、いつでもちょっと潜れば魚を見ることが出来ます。ただ満潮時には波をかぶるので、濁りも強くなります。
3 ププケアビーチ
ワイキキからはレンタカーでないとちょっと行きにくいです。しかし魚の種類の豊富さと数は、私の知っている限りオアフ島で一番だと思います。深いところもありますが、腰ぐらいの深さの所でも多数の魚を見ることが出来ます。
ダイビングの講習も行われていますので、土日は駐車場が混雑します。近くにスーパーがあるので、ここでお弁当を買って、一日のんびり魚と遊ぶことが出来ます。
私が初めて多少まともなシュノーケルで遊んだのがこのビーチです。面白かったです。
4 カピオラニ公園前の小堤防
波が高いと足下を水が洗うので注意が必要ですが、この堤防のワイキキ寄り側にちょっとパンくずを撒くと、あのハワイの州魚であるカワハギの仲間の「フムフムヌクヌクアプアア」をたくさん見ることが出来ます。
この魚、愛嬌のある顔をしています。Tシャツ等のデザインにも用いられています。
ププケアで見ることが出来るような魚も足下に多数いますし、場合によっては体長50cm以上の大型の魚が沖から寄ってくることもあります。ウツボを見たことがあります。
5 アロハタワー近くの桟橋
アロハタワーのフーターズの前からマリタイムセンター(閉鎖)に向かう途中の右側の桟橋で、かつて魚の餌が売られていました。
この餌を購入して、すぐそばの岸壁から下に撒くと、色とりどりのかなり大型の熱帯魚があらわれます。日本の鯉に餌をやるのと変わらない情景ですが、相手がでかいのと色が美しいので感動します。(餌やり機は撤去されましたが魚はいます)
だいぶ魚が減ってしまいましたが、大型の熱帯魚がユラユラ泳いでいる様は、水族館では見られない迫力があります。大きいものは体長50cm以上あります。