第15日目 エッグスンシングスで朝食

エッグスン・シングス

 6時起床。ラナイでレインズラックで購入した派手なアロハシャツを着て記念撮影。その後クヒオビーチへ最後の朝の散歩。

 堤防の近くのいつものビーチの中に大きなブルドーザーが1台。こいつが海底の砂を砂浜方面に押し上げている。たぶん浅くなりすぎたのだろうとは思うが、知らない内にこんなことをしていたんですねえ。これによって適度な深さのビーチを楽しめたわけだ。感謝。但し砂浜には砂山が築かれていたので、今日はここで泳ぐのは不可能。水もすごいにごり。おかげで魚達との最後の対面もかなわなかった。

 早朝の散歩では、地元の人達の清掃活動を見ることが出来る。朝早くから店の前に落ちたゴミや木の葉を掃除している。こうゆう人たちがいるからこそワイキキの街が美しく清潔に保たれているのだと感心すると共に、一部の観光客のゴミの置き去りや吸い殻の砂浜への投げ捨てに怒りを覚える。

 さて、最後の日の朝食は、バスに乗ってエッグスンシングスへ。もちろん歩いても行けるが5歳の子供の足では遅くなって混み合う恐れがある。

 7時30分、店の前には相変わらず人だかりがしていたが、待ち合わせの人だったらしく店内は意外に空いている。すぐに右側のテーブル席に案内され、いつものように木のメニュー板が渡される。でもほとんど考える必要はない。アーリーライザー二つにすでに決まっている。メニューの中身はパンケーキ3枚に卵2個分の料理(料理法も指定)、これにコーヒー2人分、グアバジュースをつけてチップ込みで約14.4ドル。子供の分は我々の分から分ける。

 パンケーキは生地がフワフワしていて相変わらずうまい。普通のシロップの他にココナッツシロップなんていうのがあって、保守的な私はかけなかったが食いしん坊の女房はかけていた。ちょっと甘い中に酸味があるそうだ。帰りがけにレジで、たまたま日本語の達者なおばさんだったので、紙のメニューがあったら日本に持ち帰りたいんだけど、というとカウンターの下から英語版と日本語版のメニューを出してくれたので、大事に持ち帰ってきた。

パッキング

 PMに再びバスで戻り、とりあえず簡単にパッキングしよう、ということになった。もう着ることのない着替えやおみやげの類をどんどんスーツケースに並べて入れる。1時間ぐらいかけて仮のパッキングを終了。その後は最後のビーチへ。(午後に行くと水着が乾かない恐れがあるから)名残惜しいが仕方がない。12時半に戻って昼食はヒヤムギ。

ワードウエアハウス

 最後の午後はどこに行こうかと相談の末、我々夫婦が最も気に入っているワードウエア地区へ行くことにした。別段買い物があるわけではない。でもここは歩いているだけで楽しい不思議なショッピングエリアである。フードコートでアイスクリームを食べたり、再度クレージーシャツアウトレットに行ってみたりしたが、気に入ったTシャツはなかった。

クヒオビーチからのサンセット
クヒオビーチからのサンセット
パシフィックモナーク屋上からの夜景
パシフィックモナーク屋上からの夜景
パシフィックモナーク屋上からの夜景
パシフィックモナーク屋上からの夜景
パシフィックモナーク屋上からの夜景
パシフィックモナーク屋上からの夜景

帰りのバス

 帰りのバスで中でちょっとした事件があった。アラモアナで知り合ったばかりと思われる30代のカップルが乗ってきたのだが、座席が空いていなくて通路を挟んで座ることになってしまった。

 ところがこのお二人、よほど互いが気に入ったと見えて、座るなり通路を挟んでしゃべりっぱなし。私の斜め前に女性が座っていたのだが、男性側の窓側に座っていた人が、腹に据えかねたらしく、いきなり「quiet!」と大声で叫び、一瞬車内がシーンとなった。

 当のカップルの男性が、すまなかったけどどうしてそんなに怒るんだ、みたいなことを叫んだ男性に聞いていたようだったが、叫んだ本人はそれ以上一言も語らず。

 車内は静かにはなったが、あの程度の会話は日常茶飯事だと思うので、叫んだ人の機嫌がよほど悪かったに違いない。ハワイで人が怒鳴るのを聞くことは滅多にないが、うるさいときの怒り方の参考になった。

シーサイドバー&グリル

 時間を見ると5時だったので、シーサイドバー&グリルという、あまり日本では紹介されないロイヤルクヒオの隣に位置する、ごく普通のシーフードとステーキのレストランに入る。ここは昨年の旅行で、気軽に入れる店として印象に残っている。

 アーリーバードスペシャル 7.95ドル×2とビール×2本、オレンジジュースをオーダー。格別うまいというわけではないが、そこそこおいしい。アーリーバードの中身はステーキが1枚とジャンボシュリンプが3個。揚げたポテトなんぞがついている。

 ところでこのジャンボシュリンプ、どう見てもスモールであった。芝エビぐらいの大きさだったので思わず苦笑してしまった。夜はバーになるようで、カウンター席がある。チップ込みで31.2ドル。

夜景

 食後、最後の夜景を見にクヒオビーチへ。太陽が沈むところはよくみえたが、色はいまいちであった。今年のサンセットは全体的に色がいまいちのものが多く、ちょっと物足りない。空気の状態によるものだとは思うが、よくわからない。

 PMに戻って、見納めになると思い、屋上に昇った。これは良かった。屋上からの展望が素晴らしいことはすでに知っていたが、夜景がこれほど美しいとは思わなかった。

 初日に知っていれば、あんなに毎日クヒオビーチまで行く必要はなかった。しかもプールやジャグジーは保温されているのだから、泳ぐこともできた。残念の極み、痛恨の極みである。

 部屋で最後のパッキングをして、10時就寝。明日は帰国だ。本日の出費約61.5ドル。手持ちの紙幣がなくなってしまった。明日朝、CPBに行って、20ドルだけ降ろすことにする。



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