第5日目 イリカイをチェックアウト

エッグスンシングス

 7時起床。再びエッグスンシングスへ向かった。今日はアーリーライザースペシャルを食べるために、なんとしても8時前には行きたかった。平日のこの時間はさすがにすいている。難なくテーブルに座れる。

 早速スペシャル×2とコーヒー×2、グアバジュースをオーダーし、スペシャルの片方はスクランブル、もう片方は目玉焼きにしてもらった。しめて12.2$。これで3回目になるが、今日はパンケーキの出来がいまいちだった。やはり日によって微妙にムラが出るのだろう。

間違い電話

 部屋に戻ったのが9時。すぐにHCRより電話。チェックアウトは何時か、と聞かれたので、12時まで部屋にいてバニアンの鍵を待つ、と答えたところ、バニヤンのチェックインは3時なので、そのときに事務所まで鍵を取りに来て欲しいとのことであった。最初の約束と違うので、わかる限りの単語を並べてみたがどうも埒があかない。

 しょうがないので12時に出て、バニヤンのフロントで時間をつぶすか、とも考えたがどうにも釈然としない。しかもこんな忙しい最中に再び電話。何の事かと受話器を取り上げると、いきなり名前をたしかめもせず、そこにいる母親を呼んでくれ、と命令口調。

 あきれ果てるやら腹立つやらで、私の名前はkitayamaで番号間違ってますよ、と何回も伝え、ようやく納得。どうやら先方の電話番号の記憶違いらしい。おかげで電話を介して英語で話すことにずいぶん自信がついた。

 さて塾考の末、徒歩でHCR事務所まで行って、なにかうまいチェックアウトとチェックインの方法がないかどうか聞きにいくことにした。歩いて5分の距離である。

HCR

 ドアを開けて挨拶をして、先ほど電話をもらったイリカイホテルのkitayamaですが、と話を始めた。応対してくれたのは、若い可愛らしい魅力的な女性が二人。明るい雰囲気。うまくいきそうな気配。

 ともかくチェックアウト12時でチェックイン3時では、その間大きなスーツケースを持って、いったいどこにいればいいんだ、みたいなことを、これまた怪しい英語で伝えた。でもなんか事情はわかってくれたみたいで、奥に行って二人で話し合っている様子。

 やがて驚いたことにバニアンのルームキーを持って現れ、それを手渡してくれる。ということはすでに部屋は空いているということなのだろう。キーを受け取りながら半信半疑でチェックインしてもいいのか、と聞くと、軽くうなずいて、okの返事。大変ありがたかったので、感情のこもったサンキューベリーマッチを言うことが出来た。言った瞬間片目をつぶってウインクしてくれたところを見ると、どうやらまあここは係りの女の子たちの判断で、ということだったらしい。

チェックアウト

 急いでイリカイにとって返し、すでにパッキングの終わっているスーツケースやバッグ、マッサージ台を部屋の外に出し、鍵は部屋の中に置きっぱなしでドアを閉める。後はHCRが清掃をするのみ。

 階下に降りてタクシーを呼んでもらった。呼んでもらった恰幅の良いおじさんにはチップを1$渡したが果たして必要だったのかどうかはわからない。でも彼は自然に受け取ってくれた。



第5日目(2) バニヤンへ


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