第3日目 ワイキキ水族館

ワイキキ水族館
 一晩中強い風が吹き、雨が降っていた。7時30分起床。雨模様なので、RHSCあたりで遊ぶか、と考えていたが、徐々に晴れ間が広がってきたので、ワイキキ水族館に行くことにした。朝食はパン、ソーセージ、フルーツ等。自炊が始まった。息子はまだ寝ている。

ワイキキ水族館

 10時、バスに乗ってワイキキ水族館へ。ロイヤルクヒオは目の前にバス停があり、非常に便利。クヒオ通りを反対側に渡り20m程歩くとバス停。バスに乗って約15分。ワイキキ水族館前に到着。

 想像していた大きさよりかなり小さい。入って右側の建物の中に、水族館らしい水槽が並び、魚が泳いでいる。

 50mも歩くと抜けてしまい屋外へ。岩場を模した水槽があり、ここには美しい魚がたくさんいる。その横にボランテイアらしき青年がいて、貝やウニ、ナマコをさわらせてくれる。

 ナマコには生まれて初めてさわったが、大きな芋虫のような感触。これらの生物の名前は何、とその青年に尋ねると、何と日本語でヤドカリ、ウニ、ナマコと答えが返ってきてびっくり。
カピオラニ公園から見たダイヤモンドヘッド
 しかしそれ以外にはあまり見るところもなく、おみやげやさんを眺めて、ゆっくり歩いてホノルル動物園方面へ向かう。12時。

 途中カピオラニ公園を横切ることになったが、その広さと、ダイヤモンドヘッドが間近に見えることに驚かされた。


アートショー

 土日にホノルル動物園横でアマチュアの絵描きさんたちが、自分たちの絵を売っている、と聞いていたので、これを見学。生憎の雨模様で5〜6人ぐらいしか集まっていない。

 動物園の金網に絵を引っかけ、展示。客が来ると説明したり、値段の交渉をしたり。原色を使った絵が多い。ハワイの部屋に飾るには適しているかもしれないが、日本の小さい家にはあまり合うとは思えない。

ホノルル動物園横のアートショー

 端から見ていくと、中の一人が日本語で声をかけてきた。日系人かとおもいきや、なんと本当の日本人だそうで、自由競争のアメリカにあこがれていたところ、ビザの抽選に当たってしまいこちらで生活しているとのこと。

HPに名前を出してもいいか、と尋ねると、是非出して欲しいとの事。名前を平山さんと言い、非常に話しやすい人柄。私の名前を出してくれれば、値引きもします、との事でしたので、ここでお知らせします。

 もっともここはアマチュアの画家の集まりなので、値引きはどこでも当たり前らしい。しかし気に入った絵があれば、非常に安いことは間違いない。

アートショーの日本人画家 平山さん 私には絵心がないので、値段の感覚がわからないのだが、10×30cmのパノラマのような絵を1枚20ドルぐらいで買ってきた。

 40×60cmぐらいの美しい絵があり、これも欲しかった(上の写真)のだが持ってかえるのが大変そうだったので諦め。そこへ老夫婦がやってきて、この絵を買いたいと値段交渉。結局200ドルで話がついたらしい。安い、と思う。

 ハワイの画家の絵は、一般に原色がきつく、日本の家屋や風土になじまない印象であるが、さすがに平山さんの絵は、色彩感覚が日本人寄りで(あたりまえ)いい。もっとも原色を使った果物の絵が最近はよく売れる、という話もしてくれた。

 またここにはアマチュアばかり集まっているが、出展するにはやはり組合みたいなものがあって、一定のルールが課せられているらしい。ちなみに超有名なラッセンもここの出身だとか。道理でラッセンっぽい絵も多いわけだ。



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