14日目 ケオニ、モカジャバ

最後の朝食はいつもの「ケオニ」で

 いよいよ1日遊べる最後に日になった。明日は帰国である。今年もなんだかんだと新しい体験や試みを行ったが、例年通りまだまだ遊び足りないという思いが強い。しかし帰らなければならない。

 息子は「このまま帰らなかったらどうなるの?」と親の心を見透かしたような質問をしてくる。「強制送還だろうなあ」と答えると「そうかんって何?」と聞かれる。「強制的に日本に送られることだ」というと、「なんだ、それならそれまでハワイにいられるじゃないか」と言う。

 確かにその通りだ。しかしそれは犯罪行為でもあると息子に伝えるが、どうやらいつまでも遊んでいたいというハワイ病に、息子も感染してしまったようだ。

 さて、朝食はお気に入りの「ケオニ」でパンケーキを食べてきた。バニヤンに戻り、荷物をスーツケースに詰め込み始める。ここでちょっと思案。ホノルル空港では重量制限がきつくなったことを思い出したからだ。しかしリミットが何kgになったのかは分からないし、自分のスーツケースが何kgなのかも分からない。

 そこで用心のためあらかじめ持参したサブバッグに重そうなガイドブックやフリーペーパー、息子の宿題に加えて、お土産として買ったナッツ類やコーヒーを入れ、重量を分散した。これで大丈夫だろうと考え、9割方パッキングを終了する。

 息子にビーチはどうする?と聞くと、サーフィンで満足したのか、「もういい」というので、ビニールベッドの空気を抜き、半乾きの水着もビニールに入れてしまい込む。時刻はすでに11時を回っている。


空港への足を確保する

 明日の空港までの足を確保しなければならない。ロータリーに駐車しているタクシーでもいいのだが、フリーペーパーにいくつかクーポンがついているので、そちらを利用することにする。

モカジャバ チョコマフィン
チョコマフィン
小さいように見えるが実は大きい
モカジャバ 穀物ブレッド
がっちりと固まっていた穀物ブレッド

 選んだのは以前も利用したことがある「タヒチ・トランス・ツアーズ」という会社。

 お世辞にも立派な車ではないし、運転手さんもそれほどフレンドリーではないけれど、時間通りに来てくれるし、料金が安い

 早速電話をして、時間、人数、部屋番号を伝える。これで安心。あとは午後を楽しむだけだ。

 今回予定していた場所やレストランでこれから行けるところは少ない。やはり最後は慣れた場所でゆっくりハワイの午後を楽しみたい。

 ハレクラニの「ハウス・ウイズアウト・ア・キー」もいいのだが、最後の夜はステーキを食べたい。


昼食は「モカ・ジャバ」

 
というわけで、お気に入りのワード地区に行き、「モカ・ジャバ」で昼食代わりにマフィンや穀物ブレッドを食べた。

 どちらも体に優しそうで、味も良かった。昼食後はウインドーショッピングも良いのだが、歩き回っても疲れるだけなので、前回見ることが出来なかった「GIジョー」の映画を見ることにした。

 映画は選ばれた戦士達が悪の組織と戦うという単純な筋書きなので、英語が分からなくても動きを楽しめる。

 特に特殊スーツで動き回るシーンが印象に残った。日本でも同時上映しているから見られた方もいるのではないだろうか。



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2009年 ハワイ旅行記


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