第十五日目 タンタラスの丘の絶景

タンタラスの丘へ

タンタラスの丘 ダイヤモンドヘッド全景
ダイヤモンドヘッドの全景
タンタラスの丘 ダイヤモンドヘッドとワイキキ市街
ワイキキの風景
タンタラスの丘 ダウンタウン ホノルル空港
ダウンタウンからホノルル空港
タンタラスの丘 ホノルル空港 パンチボール
ホノルル空港とパンチボール

 自由に一日動き回れるのもあと一日となり、何をするのかがいよいよ重要になってきた。

 「コ・オリナ」や「ププケア」、「カイルア」辺りに是非もう1回行ってみたい気はするが、レンタカーのガソリン残量も気になる。

 今回のレンタカーはダラーの「JMB会員限定らくらく現地払い」プランといって、すべての保険料が込みになっていて、その上返却時にガソリン満タンの必要が無いというものだ。

 遠出のためにまたガソリンを補給するのは効率が悪い。そこで近場でありながら、いまだ行ったことがないところをいろいろ考えて、そうか「マノア」に行ってみようと考えた。

 ついでに「タンタラスの丘」はどうだろうか。夜景が有名だが、朝行けば東側から太陽が当たり、ワイキキの前景が丘の上から美しく見渡せるのではないかと考えた。

 そうと決まればルートの確認だ。タンタラスは以前オプショナルツアーで小さめのリムジンで行ったことがあるが、自力で行ったことはない。

 当時もかなり複雑な道を登っていたように記憶している。途中の道がややこしいとガイドブックにも書いてある。

 しかし山道を走ることについてはあまり不安感は無い。秩父や伊豆の山道をドライブすることが多いからだ。

 さて地図を見るとたしかに面倒に見える。しかし要所要所を間違えなければ何とかいけそうだ。

 先ずアラワイに出てまっすぐ進み、ベレタニア通りに出て二本目の道路を右折。と思って実際二本目を右折したのだが、これは失敗。H1に突き当たって行き止まり。

 正解はケアモク通りを右折。H1を越したら次の信号を右折。さらに次の信号を左折。ここから道なりに進めば山道に入る。

 実際に行ってみて、突き当りで間違えたほかはまったく問題なかった。

 山道に入ると道路標識もあり、要は道なりに進んでいくだけでよかった。ただ左右に大きく曲がったりするので、方向感覚は滅茶苦茶になる。

 一方ある程度まで登ると眼下にワイキキの町並みが見えてくるので、これでいいんだなという確証も持てる。険しい山腹に立てられた豪華な家をいくつか通り越すと、いきなり右側が開ける。ここがツアーで連れてこられた場所だ。


絶景に一同声も無く感動する

 道路の右側に駐車スペースがある。こんな朝早くから人はいないだろうと思っていたが、欧米人の観光客が二組ほど車を停め景色を眺めていた。

 左側にダイヤモンドヘッド、右に視線を移すに従ってワイキキの町並み、そしてアラモアナ方面が見える。試しに坂をちょっと下って、曲がり角を右に曲がると今度はダウンタウンから空港方面が一気に見渡せるようになった。絶景に感動だ。

 しかしあるガイドブックによると、まだこの先に本格的なビューポイントがあると書かれていたような気がする。早速一同車に乗り込み、さらに頂上と思われる所まで行ってみようと意気込む。



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