第13日目 ダイヤモンドヘッド

早朝登山を決行する

ダイヤモンドヘッド 日の出 サンライズ
途中の休憩場所から見るサンライズ
ダイヤモンドヘッド 頂上 灯台
トンネルを出た直後に眼下に見える灯台
ダイヤモンドヘッド 頂上からの景色
おなじみの頂上からの風景
ダイヤモンドヘッド 頂上からの景色
アラモアナ方面をズームで撮影


 昨日は1日中雨模様だったが、今日は一転してよい天気だ。5時半に起きて外を見ると雲がまったく見えない。コンディションは最高だ。

 「よし、行くぞ!」
という決意でベッドを出る。一緒に行きたがっていた息子にも声をかけるが、羨ましいくらいよく寝ていてまったく起きない。

 叩いたり揺すったりすると、そのときだけ薄目を開けて「起きる・・・・」というが、言い終わった瞬間に寝ている。これでは埒が明かない。というわけで一人で出かけることにした。

 早朝なのでエレベーターはすぐ来る。ちなみにレンタカーを一人で運転することはハワイではほとんどない。ちょっとだけ緊張する。しかし道は空いている。

 バニヤンを5時50分に出て、10分弱でダイヤモンドヘッドのバス停まで来た。バス停の先を右折して道なりに登っていくと、トンネル手前の左側に小さな駐車場があって、そこで多数の観光客が日の出を待っていた

 日の出はとりあえずパスして先を急ぐ。トンネルを抜けると駐車場だが手前にゲートがある。ここで5ドルを支払い駐車場へ。

 すでに10台以上停められている
。早速、水、タオル、帽子、カメラを持って歩き出した。登山道入り口の右側にトイレがあるので、ここで用を足す。この先トイレは無い。

 最初はだらだらした道が続くが、やがて山道となり、最後は急角度の階段が待っている。ふ〜ふ〜言いながら、ゆっくりしたペースで登る。

 途中道の左側にダイヤモンドヘッドの内部とオアフ島北東部の景観を見ることが出来る砲台跡みたいな所があるので、いつもここで休憩だ。朝日がすでに昇っている。

 踊り場の無いまっすぐな階段と螺旋階段を登りきると、いよいよ頂上だ。

 コンクリートの隙間から、頭をぶつけないようにかがんで外に出ると、目の前に美しい海が広がっている。すぐ下には灯台も見える。

 展望台まではここから50mぐらいだ。頂上からの景観はいつものように素晴らしかった。早朝なので人も少ないだろうと思っていたが、とんでもなかった。30名ぐらいの人が記念写真を撮っている。登るまでの時間は25分だった。

 15分ほど景色を堪能して下山。下りは15分だった。都合およそ1時間である。疲労感はほとんどない。階段部分は厳しいが、後々までひびくような辛さではない。わざわざここでこんなことを書くのは、この数日後「ココ・ヘッド登山」にチャレンジして大変なめにあったからだ。

 さて再びレンタカーに乗りバニアンに戻ってきた。すると何やら息子の機嫌が悪い。「なんで起こさなかったんだ」と食って掛かるが、「さんざん、起こしたのに起きなかった」と反論されて、どうやら諦めが付いたようだ。



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