第十日目 クアロアで映画ツアーに参加

「ケオニ」で朝食を食べながら、今日の予定を考える

 今日は火曜日、「青空市場」の日だ。朝食前に買出し。天気もよく相変わらず人も多いが、今日はいつもよりちょっと早めの7時半に到着したせいか、混雑もそれほどではない。それでも列があるので、私がバスケットを持って列に並び、連れと母親が必要なものを物色し、どんどんかごに入れてくる。5分もすると大変な重さだ。

 見ていると、この先1週間の滞在では到底消費しきれないような野菜を物色している。「絶対に無理だから諦めろ」という言葉が喉まで出掛かるが、「どうせ言っても買うだろう」と思い、無駄なエネルギーを費やすより青空を見て気持ちをなだめることにした。
ケオニの入り口
 朝食は「ケオニ」に行くことにした。残り1週間程度になり、前半我慢してきた外食(昼食を除く)を少しばかり楽しみたくなってきたからだ。いつもの「スペシャル」を四つ頼み、朝のカジュアルな雰囲気を楽しむ。

 横では大柄なアメリカ人と思われる男性が二人で仲良く朝食を摂っている。「何も男同士で」とも思ったが、これは日本人の考え。もしかすると・・・。まあ詮索はよそう。

 誰もが楽しくのんびりと朝のリゾートライフを楽しんでいるのだ。(右の写真はケオニの入り口。ちょっと入りにくい雰囲気)

 食べながら今日の予定を考える。私の行動予定リストも半分ほど消化済みだ。残るものの中から優先度の高いものを考えると・・・。「クアロア」にしよう、と提案。

 ここは入り口までは何回か行ったことはあるが、中でいろいろ行われているアクティビティに参加したことは一度もないのだ。

 ちなみにワイキキでこれらのツアーを予約すると、送迎料込みだが半日ツアー(アクティビティ2種目)が80ドル前後、1種目のアクティビティ参加が60ドル前後だ。

 しかしインターネットで調べてみると、現地で参加すればもう少し安くなるようだ。しかし予約が必要なのかどうかは良く分からない。(英語版です)というわけで、現地で飛び込みで参加できるかどうか、価格はどうなっているのかという真相を確かめると共に、もし出来るなら「映画ツアー」に参加しよう、というのが本日の目標だ。


チケット購入は簡単だったが・・・

 バニヤンを9時半に出て、H1、リケリケHW、83号線を通りクアロアに到着したのが10時半。途中カネオヘ辺りで本当に83号線で良かったのか不安になり、ナビゲーターの連れと責任を擦り付け合う。

 息子は冷静にそれを観察。教育上良くないなと思う。しかしノース方面の道はそれほど入り組んでおらず、間違えても気にしなければそんなにロスタイムは無い。

 「クアロアBP」を右手に見て、その先を左折したところが牧場への入り口だ。数年前に来たときと違い、だいぶ整備され新しい建物も出来たようだ。左側はツアー等で使う大型バスの駐車場。一般車は右側の駐車場に入れる。

クアロア牧場
右の乗り物はジャングルツアーのバス
右の乗り物はジャングルツアーのバス
奥の建物からホースライディングが出発

 入り口までは15段くらいの階段を登らなくてはならないが、ちゃんと左側に車椅子用のスロープが設置されている。

 スロープを車椅子と共にゴロゴロ登っていくと途中数匹の体長20cmぐらいのトカゲ君が迎えてくれた。ハワイでは良く見かけるトカゲだ。
 
 登りきったところには食事用のテーブルが何台か設置されていて、その椅子の上にハワイではあまり見かけない猫君がのんびりと、だらけきった格好で寝ていた。

 息子は猫好き
なので、すぐに近づいていってちょっかいを出しているが、人間慣れしているのか、ちょっかいには見向きもしない。

 私はアクティビティの出発時間が気になっていたので、先を急がせる。建物に入ると、左側は各種のお土産売り場。右側はフードコートだ。

 すぐにフラフラと連れが吸い寄せられるように車椅子をころがし、お土産を物色し始めるので、これまた先を急がせる。

 「まったく人の気も知らないで、目先のことばかり気にしおって」と腹を立てるが、まあのんびりしたハワイで青筋立てて怒っても、周りからは奇人に見られるだけだ。ぐっと我慢して、単独奥に入りチケットを購入する方法を調べる。

 カウンターがあったので、「どないしてチケットを買うのでありやんすか」と尋ねると、「ここでは買えないのよ。建物を出てあそこの建物の陰で売っているからそこで買ってね」みたいなことをお姉さんが教えてくれた。



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