コオリナで昼食、TIKIで夕食

マカハに向かうが、思わぬ渋滞で断念

 食後マカハの美しいビーチを堪能したかったので、家族を説得する。「コ・オリナ」から再びH1の続きであるファーリントンHWに出て西に向かう。ところがいくらも進まないうちに大渋滞に遭遇。いけどもいけども渋滞が終わらない。

 周囲の景色が良いのでしばらくは我慢していたが、見れば帰りの道も渋滞している。これでは帰りも遅くなると判断して、Uターンをすることにした。ところが今度はUターンするところが無い。地図を見ながらズリズリ進んでいく。

 いつの間にか「ナナクリ」が近づき「あ〜、ここは確か小錦が生まれた町だったか」と思う。街中に入り、信号があったので右折。しばらく行って住宅街の中でUターン。ハワイアン系と思われる住民を多く見かける。昼間なら問題ないが夜は危ないかもしれない、という言葉が頭の中をちらつく。

 元の道路に戻り、ワイキキに戻り始める。やはり渋滞だ。しかしこちらの渋滞は下りよりは速く進む。しばらく進み、再び「コ・オリナ」に近づいたとき、右側に小さな駐車場を発見。変電所だろうか、その近くである。ここからの景色がなかなか良かった。

 沖合いに停泊した船の船尾近くで、シュノーケルを楽しむ観光客が泳いでいるのが見える。その様子を鑑賞して、あとは一気にワイキキに戻る。後々テレビの渋滞情報で、ナナクリ近辺の交通情報が流されていたという連れからの報告があったので、渋滞は事故か工事の影響だったのだろう。残念ながらタイミングが悪かったようだ。


夕食は「TIKI」で楽しむことにしたが・・・・

 3時半にバニヤンに戻ったので、私以外は部屋で休憩。私はこの時間を利用して「JCBプラザ」に出向き掲示板に書き込み。帰りに「フードパントリー」により足りない食材を補充する。

 しかしハワイに来てから夕食を外では一度も食べていないので、今日は外で食べることにする。ただし私はアルコールを飲みたいので、あまり遠くには行けない。息子はここぞとばかりステーキを食いたいというので「マリオット」の2階だか3階だかにある「TIKI」に行くことにした。

 バニヤンを出てまっすぐビーチ方面に進み、途中でマリオットホテル内に入り、エレベーターで上に上がる。降りてからそのまままっすぐ進めば「TIKI」の入り口である。

 入り口にはとてつもなく陽気な初老の白人おじさんがいた。我々が店頭にあるメニューを覗き込んでいると、「こちらを見なさい」とメニューを手渡し、「さあさあ、こちらへ」と満面の笑顔で店内へ案内する。その笑顔に誘われ入店。

 入り口近くで車椅子利用の4人であることを告げると、店内奥のほうに案内された。肉が食いたいという息子の願いを聞き入れ、今回は「フィレステーキ」33ドルと、連れたちの要望で「ロブスター巻き」という、巻物のような食べ物13ドルを注文。飲み物は、雰囲気に合わせて私が「マイタイ」、連れがアルコール抜きの「チチ」、母が「ブルーハワイ」、息子が「パイナップル・ジュース」をオーダー。

 フィレ肉にはおいしいパンが付き、肉自体も柔らかくうまかった。しかしロブスター巻きは残念ながらいまいちだったらしい。どうやら連れと母はロブスター寿司のようなイメージを持っていたらしいのだが、見かけはそれでも味付けは良くなかったようだ。

 また飲み物代が高く、全体として1万円ぐらいの出費となってしまった。サンセットが楽しめ、雰囲気も悪くないのだが飲み物代が高く、入り口のおじさんの陽気さに比べると、店内のサービスはいまいちだったような気がする。様々なレストランを経験すると査定が厳しくなってしまうのだ。

 食後、いつものようにサンセットを見学し戻る。夕食はいまいちだったが、1日全体としては満足だったなと思っているうちに寝てしまった。 



第十日 クアロアへ


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