ガソリンスタンドで給油方法に悩む
バニヤンから見た朝の景色 |
駐車場からラグーンに出たところ |
6時半に起き、外の景色を写真撮影。その後例によって朝食を食べながら今日の予定を考える。もちろん行きたい場所リストを見ながらである。
そろそろまた郊外に出かけたい気持ちになっていた。ノース(ププケアやタートルベィ)には行ったし、東海岸周りでカイルアにも行った。
よしそれなら残る方角は西だ、ということで「コ・オリナ」のラグーンに行くことにした。例え泳がなくても風景や雰囲気は母親にも気にいってもらえるだろう。早速出発準備を整え、H1に向かう。
出発してすぐにガソリンが不足していることに気が付く。今回はちょっと走る距離も長くなるので、これは給油したほうがいいだろう。
早速カパフル通りの右側にあるガソリンスタンドの一つに入る。最近は日本にもセルフ式のスタンドが増えたので、使い方にそれほど不安は無い。
車をスタンド前に横付けし、悠々とクレジット・カードを取り出し読み取らせる。ところが読み取らない。
あれ、入れ方を間違えたかと思い、上下を逆にする。しかしやはりエラーが表示される。5〜6回繰り返したところで、これは読取装置が故障しているに違いない、と判断して面倒だったが違うスタンドに行くことにした。
さて次のスタンドは、先ほどのスタンドより機械も新しいように見える。これなら大丈夫だろう。しかしまたしてもエラー。
これは金を使いすぎて、カードが使えなくなったかと、慌ててもう1枚のカードを出す。普段はあまり使わないカードである。しかし無情にもエラー。困った。何故だろう。
スタンドが2軒とも故障しているわけは無い。カードが2枚とも駄目になっている確率もひじょうに少ない。とすると・・・・・。
読んでいる人はすでにお分かりだろう。ハワイはもう大丈夫と自慢げに語ろうとする私に天が釘を刺したのだろうか。要はカードの上下ではなく、左右が逆だったのだ。
なまじカードに小さくINと書いてあるもんだから、それにとらわれてしまった。左右を逆にして試みると、当たり前だがすぐに機械は反応した。
しかし今度はガソリンが出てこない。「まったく〜!」と思いつつ、「あっそうだ」と気が付いたのが、給油ポンプの下のレバー。
日本では自動で上に上がるが、ハワイでは手動になっている場合がある。これをガチャンと上に上げ、ようやく給油開始だ。
まだこれから1週間ほど旅行期間が残っているので満タンにする。
ガソリン満タン、空は青空、H1は空いている。快適な気分でドライブが出来る。ひたすらH1を西に進む。H1の終点を過ぎ、一般道に入る。一般道といっても基本的にはH1の雰囲気とそれほど変わらない。左側の海側、奥のほうに「コ・オリナ・リゾート」の建物が見え隠れして、徐々に近づいてくる。
やがてコ・オリナの分岐が右手に見えてくる。コ・オリナは左側なので左折したくなるが、いったん右の側道に入り、ぐるっと回りこんでいくのだ。道なりに走っていくと「オアフ・レイルウエイ」の線路を横切り、リゾート地に入っていく。
雰囲気は俄然高級リゾートになり、左側には整備されたゴルフ場が広がっている。なおも進んでいくとセキュリティのゲートがある。窓を開け、賢そうなお兄さんに「泳ぎに来たんすよ〜!」と明るく挨拶すると、すぐにニコッと笑ってゲートを開けてくれる。
道なりに進んでいくと右折の道が何本か表れるが、パブリックのラグーンと思われる一番奥を目指す。ラグーン4だと思うが、それより先はヨットハーバーとなるようだ。右折してしばらく走ると駐車場がある。奥のほうに停める。すぐにトランクからビーチグッズを取り出し、先ずはカメラで美しい風景を撮影する。