ププケアビーチからドンキホーテへ

ププケアで魚と遊ぶ

 平日のせいか、天気が良かったにもかかわらず駐車場は空いていた。観光客が減っている証拠かなとも思えた。空きスペースに頭から車を突っ込み、各自必要な者を持って駐車場からビーチに至る急な傾斜をゆっくり下る。

 木の下に適当な日陰をみつけ、そこを拠点とするべく、ビニールシートの上に荷物をどかどかと拡げる。あとは目の前に拡がるビーチの美しさを堪能し、数々の魚たちと対面するのみである。

ププケアビーチ
シュノーケルに最適
ププケアビーチ
こちら側は少し深いので
ダイビング講習が行われています
 まともに泳げないのにシュノーケルをするというのは危険きわまりないとも思うのだが、水中の魚たちを見るのは本当に面白い。時間がたつのを忘れてしまう。

 水槽で飼われるような小さな熱帯魚から、刺身にしたらうまそうだな、と思える大型の魚、色が美しい魚、敏捷な魚と、ひたすら何かを貪り食う魚と、場所を変えるたびに違う種類の魚と遭遇できる。

 夢中で見ていたら、副作用が。背中がいつのまにか大変な日焼けを起こしていたのだ。以後三日間、寝返りをうつたびにシュノーケルの恐ろしさを思い知らされた。

 そうこうするうち風が強くなり、水から出るとかなり寒く感じるようになった。

 名残は惜しかったが、多数の魚たちにあえたこと、とりあえず浅場でのシュノーケルがうまくいったことに満足して帰途についた。

 連れや母親もひさぐらいまでは水につかったらしい。それでもハナウマよりは、はるかに多くの魚たちと巡り会えるのである。


ドンキ・ホーテで買い物

 ワイキキに戻る途中「ドンキ・ホーテ」に寄り食材を補充。途中安売りのCDを発見。「ハリーズ・・・」より1ドルほど安い。ただし種類は少ない。それでも欲しいCDが2枚ほどあったので、カジメロのDVDとともに購入。CDは1枚14ドル程度である。

 今回あちこちでCDの値段をチェックした。量や種類の多さではボーダーズが一番だが、値段では「ドンキ」が14ドル前後で断然トップだ。これに続くのが「ハリーズ・・・・」で15ドル前後。

 ボーダーズは17ドル前後となり、ABCやウオルマート、ビショップ博物館、ワイキキの雑貨店等は一般的にこれより高かった。中古のCDショップやスリフトショップ、スワップミートにも行ってみたかったが、残念ながら機会がなかった。

 食材を揃えるついでに鮮魚コーナーで「プレーンアヒ」を購入。要するにマグロブツだが、新鮮でうまいことを知っている。味付きのものもいろいろある。

 注文は店員さんに欲しいものを指さすか「プレーンアヒ」と叫び、陳列されているプラスチックのカップで適当な大きさのものを指し示せばその中にたっぷり入れてくれる。

 会計は通常のレジで行う。我が家の場合は一番小さいカップに入れてもらうが、それでも1回では食べきれないことが多い。

 今日も充実した一日だったなあという思いでバニヤンに戻るが、昼間食べ過ぎたせいで腹が減っていない。体内の雑菌が日本食とハワイ食の違いでせめぎ合うのか、毎年この時期(ハワイ到着5日後前後)ちょっと腹がもたれる。これを過ぎるとまた快調になるから不思議だ。帰国時にはこのようなことはない。

 夕食を軽く取り、ビーチへサンセット見学。この頃からハワイらしいサンセットが増えてきた。同じ風景なのに、またまた写真を撮りまくる。 


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