六日目 ラニアケアで亀を見る

ノースへ向かう

ラニアケアビーチ 海亀
ラニアケアビーチで海亀と遊ぶ
ラニアケアビーチ 海亀
ラニアケアビーチからハレイワ方面
ラニアケアビーチ 海亀
ラニアケアビーチ ひょっこり顔を出した海亀
ラニアケアビーチの海亀
ラニアケアビーチの海亀

 7時に起きて朝食をとり、今日の予定を決める。毎日行き当たりばったりだが、行きたいところはあらかじめリストアップしてあるので、それを見ながら天候を見たり、家族の体力を考えながら、頭の中で優先度を考えながら決めている。

 2年前に「ププケア」で見た魚たちが忘れられなかったのと、「ラニアケアビーチ」で亀に遭遇する体験をしていなかったので、今日はノースに向かうことにする。

 ノースへはH1から「リケリケHW」を経由していくことにする。昼食はププケアのランチワゴンか、思い切って「タートルベイ」まで行こうという予定だ。そうと決まれば早速出発だ。

 買ったばかりのマリンシューズ、2年前に買ったシュノーケルグッズ、携帯の椅子、ビニールシートなんぞを車に積み込む。

 バニヤンからクヒオ通りに出て左折。カパフル通りからH 1に乗る。混み合っている時間帯なのでちょっと緊張する。

 乗ったら出来るだけ早く車線を右から2番目に変更し、あとは車の流れについて行くだけだ。

 前も後ろも右も左も車だらけで、日本よりも車間距離を短くとるドライバーが多い。しかもその間をウインカーを出さずに車線変更するので、結構神経を使う。

 しかし逆にこちらが車線を変更するときは、ある程度強引に変更しても問題なさそうだ。

 ダウンタウンのビジネス街を抜けると、徐々に車の量が減り走りやすくなる。が、その分スピードもあがってくるので、今度は標識を見るのが大変だ。

 やがて「次がリケリケHWへの分岐だよ」という標識があらわれる。うまく分岐に入ることが出来れば後は簡単。道なりにどんどん進むだけである。

 「ドール」を右に見て、それを過ぎるとノースの海が見えてくる。ガイドブックにもよく紹介されているが、ここからノースへ下っていく道は景色が良く、ドライバーにとっては楽しい道である。

 ハレイワタウンへの分岐を過ぎ、しばらくいくと左から海が近づいてくる。そして海沿いに走り始めたな、と思ったところが目指す「ラニケア・ビーチ」である。

 ハレイワ方面から行くと、右側に30台ぐらいの駐車スペースがある。左側にはない。空いているスペースに頭から突っ込み、「よ〜し亀とのご対面だ〜!」と気合いを入れる。


ラニアケア・ビーチで亀を探す

 ビーチへは道路を横断しなければならない。当たり前だが車は右側通行なので、左から車が接近してくる。日本にいるつもりで右を見てから渡ろうとすると危ない。道路を横断すると、すぐ前がビーチだが道路からは数m下った場所で、所々に岩が点在している。

 我々一行は、効率的に亀を発見するため(連れがあまり長い距離を歩けないため)まずはビーチの全体像を把握することにした。右側はちょっとした岬になっていて、その岬に抱かれるように白浜の小さなビーチが拡がり、ここに多数の観光客と思しき人がいる。しかし亀らしき姿はどこにも見えない。左側は岩と砂の混じったビーチが続いている。しかしこちらにも亀は見えない。

 「なんだ今日は亀の定休日か。どうりで観光客も少ないわけだ」なんて冗談を言っていると、目の前20mぐらい先の茶色い岩が動いている。「おや、もしかしたらあれが亀?」と思った瞬間、細長い亀の首が一瞬海面に現れた。思わず年甲斐もなく「亀だ、亀だ」と騒いでしまう。



ププケアへ


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