カイルアで遊ぶが激しい風に降参

カイルアの激しい風に降参する

カイルアビーチ
カイルアビーチ
カイルアビーチ
カイルアビーチ、丘の向こうがラニカイビーチ
ヘイエア・ステート・パーク
ヘイエア・ステート・パーク
ヘイエア・ステート・パーク
ヘイエア・ステート・パークから
養殖池方面
ヘイエア・ステート・パーク
ヘイエア・ステート・パーク

 駐車場に無事車を入れ、ビニールシートや椅子、弁当、飲み物なんぞを持って海辺へ向かう。しかし近づくにつれ不吉な予感。正面からけっこうな風が吹いてくる。

 ビーチに出る直前のちょっと小高い丘を越えると、目の前には白砂の美しいビーチが。しかし同時にすさまじいまでの強風で砂が舞い上がり、それが顔にパチパチはじけるのが分かる。

 それでもせっかく来たんだからと一同を励まし、なんとか風を避けられる木陰を探しあてた。

 早速着替えて海に飛び込む。岸から15mも離れると背が立たなくなるので、水泳初心者の我が家は岸と平行に泳ぐ。ふと沖を見ると小さな亀が頭をもたげている

 「亀だ、亀だ」と息子に教えるが、息子が振り向くと亀はもうすでに水中だ。こんなことが何回か繰り返された。

 買ったばかりのボディボードを持ち出し、息子がチャレンジしている。しかし波が崩れるのが早く、なかなか乗れない。試しに私もやってみたが、もちろん乗れない。一昨年からの課題であるが、バタ足が下手くそすぎる

 ばたばたしているだけで推進力がまったく得られないのだ。それでも1時間ほど遊んで、そろそろ昼にしようと思い岸に上がる。しかし風が強く、弁当をひろげられる状態ではない。

 ついに降参して、もう少し駐車場よりのテーブルと椅子が設置されている場所で昼食を摂ることにした。泳ぎのほうも今回はこれでおしまいだ。完璧に風に負けてしまった。
 

カネオヘ・ベイにあるマリーナを探す

 今回の旅行では、事前にカネオヘのグラスボートを楽しもうと考え、いろいろ情報を集めていた。カイルアからカネオヘはかなり近いので、情報収集の一環としてカネオヘ・ベイ方面に行ってみることにした。

 グラスボートなら、あまり海に入れない連れや母親も楽しめると考えていたからだが、一つだけ誤算があった。それは母親が船に酔いやすいことを知らなかったことだ。

 まあそれならそれで港に待つ場所があれば、そこでお茶でも飲んで待っていてもらえばという楽観的な見通しで、一同カネオヘに向かった。

 途中カネオヘの市街を通ったので、スタバで休憩をとった。街中を抜けて海辺を走り、この辺で右折かなと思って曲がったが、そこはマリーナの手前にある「ヘエイア・ステート・パーク」というところだった。

 間違いにはすぐ気が付いたが、せっかく来たんだからと持ち前の野次馬根性でどんどん奥に入っていくとちゃんと駐車場があり、今は使われていないレストランのような施設があった。周囲には観光客はおろか、地元の人もいない

 駐車場に車を停めてさらに徒歩で奥に進んでいくと、予想もしていなかったすばらしい景色が展開しびっくり。これは私の稚拙な文章では書き表せないので写真を載せておく。

 また左手を木陰から透かしてみると、目的地であるマリーナが見えた。あと少しじゃないか、と一人で納得し、美しい風景をカメラで撮りまくった後、再び車で移動。ついにマリーナに到着だ。


カネオヘ・フィッシング・ピエール

 目的としたマリーナの正式名称は「カネオヘ・フィッシング・ピエール」というらしい。釣り好きの私にとって、港は大好きな場所のひとつである。堤防に沿って車をどんどん進め、一番奥の建物まで行った。そこで情報が仕入れられるという確信があって向かったのだが、店の周りにはうさんくさいおじさんたちがたむろしている。日本の港も似たようなもんだろうと勇気を出して店を覗いてみる。

 なんと中はただの雑貨屋で、釣り道具なんぞを売っている。店のおばちゃんが不審そうな目つきで私を見る。グラスボートのチケットや出航時間について知りたかったのだが、それらしき掲示物はまったく見あたらない。店の内部を詳細に観察し、諦めて外に出る。ちなみに後日、まさにこの場所が受付であったことを教えていただいた。

 時刻はもう4時半である。そろそろ帰途に付かないと、途中で暗くなってしまう恐れがある。運転に慣れたとはいえ、暗い中での運転はまだあまり経験が無い。今回は場所を確認したことで良しとしようと考え、そそくさと車に戻りワイキキに向かった。帰りはリケリケからニミッツに入り、ワードを通り戻ってきた。約1時間だった。

 夕食を食べ、今日も盛りだくさんのメニューをこなしたことに満足して就寝。



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