ドンキホーテで食材調達

ドンキホーテ

 オフイス出口を左折し、カラカウア通りに出て注意深く左折。右側通行なので、左折時が一番怖い。対向車の問題もあるし、左折後に左側車線に入ってしまうことがあるからだ。さらに適当なところで左折し、アラワイ運河沿いに走り、ドンキホーテを目指す。旧ダイエーなので昨年も何回か行っている。

 店前の駐車場は満車だったのでひとまわりして諦め、2階建ての立体?駐車場に駐車。ほっと一息だ。それにしてもいつダイエーからドンキホーテに変わったのか、日本ではまったく気が付かなかった。しかも名前はたしかに変わったが、店の中はダイエー時代とまったく同じ配置だった。丸ごと経営権を売却したということなのだろう。

 ここまで運転に神経は使ったが、以前のような初日に感じる恐怖感はほとんどなかった。何よりほとんどの車がゆっくり走っているのがありがたい。また車線変更や右左折時に焦らなくても、みんなゆっくり待ってくれると言うことが分かっている。

 運転に余裕が出ると周囲の景色もゆとりを持って見ることが出来るので、逆に道を間違えることも少なくなる。今年は結局最後まで一度も道を間違えることはなかった。

 ドンキホーテでは、待ってましたとばかりに食材を購入。しかしあまりに大量に買いすぎたために、後日肉の一部は食べきれず廃棄。もったいないことをした。ここで購入したのはバドワイザー12本入り、8ドル、パスタ(食べきれず日本に持ち帰り)、12個入り卵、メバチマグロの刺身9.9ドル。高いだけあって、ステーキのような大きさで味も抜群。

 カレー、豆腐、納豆、ソバ、ミネラルウオーター(メネフネという有名な種類だったが、味はいまいちに感じた)、ハワイでは高級酒に分類される焼酎のいいちこ、14.8ドル、100%コナコーヒー8.5ドル、ニューヨークステーキ(後ほど行うバーベキュー用)8ドル、薄切り牛肉(食べきれず廃棄、非常に残念)10ドル等々で合計87ドルの出費となった。食材を一度にこんなに勝ったのは初めての経験だ。だからこそ分量を間違えたとも言える。

バニアン駐車場

 バニアン駐車場で、近づいてきた係員に「Please park here for one week」と伝えるとすぐに「40dollars」という答えが返ってきた。予想していた値段だったので、あらかじめ胸ポケットに40ドルを用意しておき、すぐにその場で手渡した。英語が通じることに快感を感じているうちに手続き終了。

 フロントガラスの内側に有効期限を書いた青いステッカーのようなものを貼ってもらい駐車スペースへ。昨年駐車した付近に今年も停めたが、昨年より駐車台数が増えている感じで、空きが少ないようだった。

シュノーケルの練習

 夕食後、風呂場でシュノーケルのマスク等を装着し、裸で顔だけ水面につけて、どんな感じか試してみた。あまり人に見せられる姿ではない。マスクはよく分からないので水が入らないようにきつめに締め付け、鼻から息を吸い顔に吸い付く感触を確かめた上で、パイプをくわえてみる。

 思ったより太いパイプで、何とも妙な感触だ。空気中で息を吸うと「シュオー」という息の音が聞こえる。なるほどこれで鼻からは息をしないようにして口だけで呼吸すればいいんだなと理論では納得する。

 まさか風呂場で溺れることはないだろうと考え、心の準備が出来たところで思い切って息を吸い込み、顔面を水中に浸してみる。おおー、たしかに水の中が良く見える。なるほどこんな感じか、と思い、吐ききった息を吸うと、とたんに鼻の部分に水がじわじわ浸入してくる。よく分からないのでそのまま我慢して呼吸を続けていると、なんと鼻からお湯が進入し、口に戻ってきた。

 これでようやく鼻と口がつながっている事が証明された、なんてのん気な事を言っている場合ではない。呼吸は苦しくなる一方だ。これがシュノーケル?と半信半疑になりながらも、いったん顔を空気中に戻す。

 「う〜、気持ち悪い。こんなはずではない。シュノーケルをやっている人が常時鼻から水を出し入れしているはずが無い。水が漏れるのは、どこか欠陥があるのでは」とようやく気がつく。再度マスクをきちんと装着し、マウスピースをしっかりくわえ、なるべく口で呼吸すればいいんだと言い聞かせ、顔面を水に。バシャ!、息を吸ってシュオー、水がじわじわ浸入、鼻が辛〜い。これの繰返し。

 どこが悪いのかさっぱり分からない。5回ぐらいやってみた。5回目ぐらいに、どうゆうめぐり合わせか、30秒ぐらい鼻からの水進入無しに呼吸が出来た。おお、この感覚だとは思ったが、30秒なら普通に息を止めていても持続できる。シュノーケルの意味が無いではないかと遅まきながら気がつく。

 しかしシュノーケルの仕組みというか原理は理解できた。あとはゴーグルの装着の仕方や呼吸方法の問題で、努力してもうまくいかなければ、それは道具のせいと考えることにして、この日の密かなレッスン終了。疲れたが、初体験の水の世界は意外に面白そうな予感がした。



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