第1日目 ハワイ到着の感激に浸る

ワイキキ・バニヤンのテーブル
ワイキキ・バニヤンのキッチン
ワイキキ・バニヤンのベッドルーム
ワイキキ・バニヤンの部屋からの眺め

ホノルル空港

 軽く眠って、周囲のざわめきで目をさました。いつのまにか機内も明るくなり、お絞りが配られる。このお絞りの薄さ、すごいなあと毎度感心する。熱々のおしぼりが10秒ぐらいで冷たくなってしまう薄さだ。とりあえず手を拭いて、食事を待つがほとんど食べられないのは毎年のこと。適当に飲み物を摂る。日本時間なら、まだ明け方の4時だ。昨晩は夜中の11時ごろに食べているのだから、腹が減っているわけがない。息子はまだ寝ている。着陸寸前まで無理に起こさないことにする。

 9時半、ハワイの大地が見えてくる。コオリナをかすむように飛び(実際に目で見て確認はしていないが)ホノルル空港に向かう。若干耳がおかしくなるが、痛いほどではない。9時40分、ついに着陸。「また来たぞ〜」、思わず叫びたくなる。ゲートが開き、ビジネスクラスの客の後からぞろぞろ降りる。なんとなく気が急いてくる。すぐにイミグレかと思ったが、ウイッキーウイッキーバスが待っていた。

 バスで5分。イミグレ到着。混んでいる様に見えたが、開いているブースの数が多いので10分ほど待つだけだった。いつものように滞在期間を聞かれた。続いてテロ警戒から始められた指紋認証。カウンターのうえにある小さな機械の上に人差し指を乗せると、コンピューターが指紋を読み取る。これに若干時間がかかる以外は、スムースだ。

 イミグレを抜けて、エスカレーターで階下へ、スーツケース受け取りだ。数分待って出てきた。最後に税関申告だが、我が家は申告するような物品も大金も持ち込んでいないので、無申告の列に並び難なく通過。

 遂にハワイ入国。毎年の事ながら、やはりうれしい一瞬だ。右側の個人用通路を抜けると出迎えの人が大勢待機している。そこを通り抜け、タクシーにしようかシャトルバスにしようか迷いながら道路を横断。結局早く楽になりたかったのでタクシーを使うことにした。近くにいる係員が「taxi?」と聞いてくるので迷わず「yes」と答えると、スーツケースを持って先導してくれる。

 運転手がスーツケースをトランクに入れるのを確認して、自分でドアを開けて乗り込む。10時20分タクシー乗車。「waikiki banyan please」。最近ようやくpleaseをつけて言う事が出来るようになった。ぶっきらぼうに「ワイキキ バニヤン」と言われるより「ワイキキ バニヤンまでお願いします」と言われた方が運転手だって気分が良いだろう。

 H1に乗って20分。あっという間に懐かしの?バニヤン到着。タクシー代32ドル、チップを入れて37ドルを払う。高いので来年からはシャトルバスにしようと考える。バニヤンはハワイの常宿となってしまった感があるが、逆に自分のセカンドハウスに帰ってきた感じもする。

チェックイン

 早速タワーTの4階にあるrewa社のオフイスに出向く。ここからのやりとりや部屋の印象は宿泊関係のページに書いたので、そちらを参考にして下さい。いつものおばちゃんの陽気な声に出迎えられ、無事チェックイン。

 部屋はタワーUの36階、3601号室。マノアの夜景が美しい部屋だ。ベッドもクイーンサイズが2台あり、ソファーベッドも使うと3人家族がそれぞれ大の字になって寝られる。今回はアーリーチェックインが使えず、1時間ほど待たされたが、待つ価値のある部屋だった。もっとも36階までエレベーターで上がるのは結構時間がかかった。昨年のように、もし火災警報でも鳴れば36階分階段で降りなければならないと思うと、年をとってからでは、いくら景色が良くても辛い部屋かもしれない。



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