第1日目 「MeBBQ」と「フードパントリー」


昼食・買出し

荷物を整理して昼食を兼ねてフードパントリーへ早速買い出しにでかけた。フードパントリーまでの道でめぼしいレストランはどこかと記憶を探ってみるが思いつかない。フードパントリーの東側、クヒオ通り沿いにはハイズステーキハウス(家族連れには敷居が高い印象だ)を除くと、著名なレストランはあまりない。

 そこで以前から入ってみたかったプレートランチの店に入ってみることにした。パシフィックモナークの道を挟んだ向かい側といえば、分かる人はすぐに分かるだろう。BBQの店である。名前は「Me Bar B Que」

 店構えはたいしたことはないし、客は中国系の人が多いように思える。初めてのハワイ旅行では入るのをためらう店かもしれない。しかし誰かの旅行記かなんかで、ここはおいしいと書かれていた記憶があった。店内にはアジア系のおとなしそうMeBBQのプレートランチでしっかりした顔立ちのおばさんが注文を受けている。対応はにこやかなので、心理的には楽である。

  プレートランチだが、これまでの経験から言うと、我が家のような小家族は個人個人よほど好みが違わない限り、いわゆるコンボと呼ばれている組み合わせメニューを選び、みんなで分け合った方が安く上がる。

 というわけで、このときの注文はチキンとビーフのコンボ。実際にはこれに4種類のおかずと2盛り(スクープと言う)のごはんがつく。おかずは店頭で好みのものを選べる。英語が出来なくても指差せばなんとかなる。これにスプライトのMサイズをつけた。

 今改めて考えてみると、この店の値段は良心的だと思う。味も良かった。もちろん多少甘く感じられるのはしょうがない。外のテーブルに座って、3人でひとつのランチボックスを囲んで食べる。フォークやスプーン、箸は1セットしかもらえない事が多いが、店頭に置いてあればそれをもらい、なければ「one more ・・・ please」と言えば良い。


フードパントリーで買い出し

 明日以降はバスを使いダイエー等で買出しを行うつもりなので、とりあえず明日の朝食用にどうしても必要なもので、あまり重くならないものを買うことにした。

 というわけで買ったものは卵、ハム(boiledと書かれたもの。smokedでも可。それ以外は我が家は口に合わない)、ソーセージ(ホットドッグ用と書かれたもの)、パン(これもいつも買うものは模様で覚えているが、名前は不明)、パイナップル(後々バニヤン裏の青空マーケットで購入予定なので、この時点では半分のもの)、私は食べないが連れが大好きなパパイヤ、コナコーヒー(というかコナ10%含有と言う一番安いもの)、定番グアバジュース、以上が朝食用。

 これに夕食のツマミになるかもしれないマウイチップス。これはおいしいので、一番大きな袋を後々購入。余った分は日本に持ち帰った。以上で値段が27.33ドル。早くも約3000円の出費だ。

 ちなみにこのあたりでなんとなく値段が高くなったかなと感じた。その理由はコーヒー。昨年は一番安い物が2.99ドルだったが、今年は最低でも3.5ドル前後だ。この感覚は実は正しかったようで、先々あちこちで値上げを実感することになった。

 ともあれ一旦は食材を持ってバニヤンに戻った。早速グアバジュースを飲んで休憩だ。日本にも最近はグアバジュースが入ってきているようで、おしゃれなお店で飲める事が多いが、すべて他の果物を混ぜていて、グアバの果汁は最高でも30%どまりだ。ハワイで私が購入するグアバはグアバネクターと言われているものだ。多少甘さがきついかもしれないが、慣れてくると病み付きになる。

 30分ほど昼寝をしてクヒオビーチへ。ハワイに来た当時まったく泳げなかった私も、毎年のハワイ行きで少しずつだが泳げるようになってきた。いまだにクロールは息継ぎが下手で出来ないが、平泳ぎはなんとか様になり、かろうじて父親の権威を保っている。

 しかし後数年もすると息子の方が泳げるようになるだろうし、サーフィンも始めるかもしれない。現にバタ足では、まったくかなわない。情けない気もするが、泳げない理由もあったのでしょうがない。

 ちょうど大潮の時期で満潮時刻に重なったせいか、波が堤防を乗り越えてばしゃばしゃ入ってくる。深さも一番深いところであは、私が爪先立ちで立てるかどうかぐらいで、水泳初心者の我が家にとっては、あまり深場には行けない状況だった。

 それでも砂浜近くでは相変わらずほとんど波もなく、水もきれいで泳ぎやすい。この時期はまだ日本人の姿も少なく、またちょっと風が強く曇りがちだったので海に入っている人は少ない。1年ぶりのハワイの海を堪能した。



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