第1日目 成田空港へ

成田へ

 一日でも長くハワイに滞在したいという思いから、午前中は出勤。出勤途中にセンターラインをはみ出して突進してくる車に遭遇。警笛を鳴らして、横をすり抜ける。ハワイに行く直前に交通事故では情けない。自分が悪いわけではないが、安全運転を心がけようと決意。

 はやる気持ちを押さえて午前の勤務を終了。昼食後、自宅に戻り室内の最終点検と忘れ物チェック。ガスの元栓も閉めておく。

 留守中は夏の熱気が室内にこもるので、なんらかの通風手段を講じなければいけないが、窓を開けておくのも不用心。1階、2階はジャロジーを少し開け、さらに屋根裏物置への階段を下げ、下からの熱気が屋根裏に抜けるよう工夫する。(もっともそれでも帰国時の室内の熱気はすごかった)

 さていよいよ出発だ。空を見上げると台風の接近で雲が乱れ飛んでいる。飛行機は定刻どおり離陸するのだろうか。ちょっと心配。しかしそれよりも、交通事故による渋滞でチェックイン時間に遅れることの方が可能性としてありそう。というわけで、かなりの余裕を持って自宅を出発することにした。

 我が家からは関越道、外環道、首都高、東関東自動車道という高速道路の乗り継ぎで成田に行ける。最近はエアポートリムジンや成田エクスプレスが埼玉からも出ているので、これを利用しても良いのだが、その場合はスーツケースを成田まで送らなくてはならず、家族3人分の電車賃まで考慮に入れると、結局車の方が若干安くなる。一人ならたぶんバスを利用するだろう。

 さて関越道に乗りしばらく走ると、西のほうから黒い雲が追いかけてきて突然の豪雨。ワイパーが追いつかない。時速100kmで軽快に飛ばしていたのだが、前が見えないのでは危なくてしょうがない。60kmぐらいまでスピードダウン。後から追突されるのが嫌なので、左の車線に入るが、これも後ろの車が見えないので恐る恐るの進入。しかし周囲を追い越す車は皆無。さすがにすべてのドライバーが危険を感じスピードを落としたようだ。

ゴーゴーパーキング

 こんな感じのいわゆるスコールが3回ほど断続的に続いたが、外環道に乗る頃にようやく晴れ間が見え一安心。以後雨模様ではあるが、激しくはなく、無事首都高に。ところが雨は上がったものの今度は大渋滞。10km進むのに1時間かかる。それでも時間的には余裕があるので焦ることもなく、じっと忍耐。

 ディズニーランドを過ぎる頃から渋滞解消。サービスエリアでちょっと休憩。その後は快調にドライブ。5時過ぎにいつもの「ゴーゴーパーキング」に到着。

 ここは高速のインターを降りてすぐ左手にあるので分かりやすい。サービスも何もないが、ともかく安いのがうれしい。早速車を受付け前に停め、スーツケース等の荷物を降ろし、料金の支払い。この時帰りの引換証をもらうのだが、長旅の場合は奥のほうにしまいこんで、その場所を忘れてしまうことがあり、保管場所は要注意だ。

 シャトルバスに乗り込んで空港へ。相変わらず空港の警備が厳重で、バスの中でパスポートの提示を求められる。個人の車はトランクも開けられている。今回も全日空なので、第二ターミナルで下車。スーツケースや手荷物をキャリーにのせ、ごろごろ転がし建物に入る。

成田空港

 先ずは離着陸案内ボードで現在の状況を確認。我々が搭乗する飛行機はまだチェックインが始まっていなかったので、とりあえず近くのソファーに座り休憩。
ポケモンが書かれたANA機
 離陸3時間前からチェックイン開始。早速スーツケースをチェック。今回も別に怪しいものは入っていないのだが、中を開けられた。係員の女性が、丁寧だがしっかりと隅々までチェックしていた。まあそれでもちょっとは済まなそうだったので、こちらもしょうがないかなと思う。

 続いてカウンターでチケットの引換券を渡し、搭乗券をもらう。ここでようやくスーツケースを預けることが出来、手荷物だけになる。ここからしばらく時間つぶしだ。まずは展望デッキへ。毎回来ている。

 飛行機を眺め、ポケモンの特別機を眺め、30分ほど時間をつぶす。続いて職場で作ったゴールドカードの威力で、ラウンジへ。
成田空港のラウンジ
 飲み物が飲め、各種の読み物がおいてあるので時間つぶしになる。息子はこの旅行のために購入し持参したゲームボーイSPを取り出している。

 離陸1時間前になったのでラウンジを後にして、手荷物検査に向かう。以前は靴を脱がされたり、帽子を取らされたりしたが、今回はスムースに通過。

 ただしあらかじめX線に引っかかりそうなものはバッグから取り出し、別のトレイにきちんと置くと言う小技を使っている。ここを通過すれば国と国の狭間の中間ゾーンだ。待合室で最後のトイレを済まし、搭乗児開始を待つ。昨年は近くにインターネットが出来るコンピューターがあったが、今年は見かけなかった。いたずらが多くはずされてしまったのだろうか。

 離陸25分前、搭乗開始のアナウンス。座席は前方なので焦ることなく、列の最後の方に並ぶ。



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