ホノルル空港到着後REWA社へ

機材

 昨年から採算の関係か、ANAのこの機材は、座席が2列3列2列のひと回り小さいサイズになっている。本来なら左の窓際を予約するのだが、3人家族なので今年は中央の3席を予約した。

 ちなみに1週間前はANAのHPで空席があることを確認していたのだが、あらためて周囲を見ると完全に満席状態。この1週間の間に座席が埋まったのか、考えさせられた。座席に座って、昨年楽しむことが出来た前席の液晶パネルがないことにがっくり。特に子供がゲームを楽しみにしたのでショックが大きい。帰りに期待をかける。(残念ながら帰りも同様のちょっと古い機材だった)全日空さん、がんばってください。

 なお搭乗直前に突然最後のボディチェックがあった。家族で任意の一人ということで女房に任せたが、結構念入りにチェックされていた。やはりテロの影響だろう。生徒指導の抜き打ち服装検査を思い出してしまい、ちょっと嫌だった。

ANAの機内食 ビーフハンバーグ
ANAの機内食 ビーフハンバーグ
ANAの機内食 野菜天丼
ANAの機内食 野菜天丼
ANAの機内食 朝食
ANAの機内食 朝食


機内

 定刻に動き出し、滑走路を15分ほどゴトゴト走って、9時丁度に離陸。台風の影響で揺れがあるかと思っていたが、まったく影響を感じず一安心。というわけでシートベルト着用サインが消えたのは離陸10分後。ひじょうに安定した飛行だ。

 食事開始のアナウンスと共におしぼりが配られ、続いて飲み物の注文。私は迷わずバドワイザーと伝えたが、生憎乗せていないとのこと。しょうがないので麒麟を頼む。

 夕食のメインはビーフハンバーグまたは野菜天丼とのこと。まずまずの味付け。ついでに白ワインをもらい、寝酒とする。10時に食事終了。ここで医者に処方してもらった、短時間効く軽い睡眠薬を飲む。これで数時間は眠れる。

 息子の方は、いつも早寝なので、すでに寝る態勢に入っている。3列シートの肘掛を上に上げ、座席を少しでも広く使えるようにしてから、足を前方に思いっきり投げ出し寝る態勢を作る。機内はすでに暗い。映画が始まったようだが、薬が効いてきたのか疲れたのか、画面を見ていられない。いつのまにか寝てしまう。

 今回は本当に熟睡したようで、朝食のアナウンスで起こされた。ただし時刻は日本時間2時50分。現地時間なら7時50分になるが、さすがに寝不足だ。息子はまったく起きる様子がないので、そのまま寝かせておく。

 朝食はパン、フルーツなどだが、真夜中のせいかほとんど食べられない。代わりに果物や飲み物で気分をすっきりさせる。機内が乾燥しているせいか、喉がやたらに渇く。食事後はトイレが混むので、出来れば食事前に済ましておいたほうがよいようだ。

入国

 朝食?を終了して現地時間9時にシートベルト着用サイン。飛行機はぐんぐん降りていく。窓際の席なら陸地が見える頃だ。テレビの画面の遠くの方にかすかに滑走路らしきものが見えてくる。あんな小さな滑走路によくこんなでかい飛行機を近づけることが出来るなと思いつつ画面を見つめる。

 着陸はパイロットの血圧がもっとも上昇するときだという話を聞いたことがあるが、尤もなことだと思う。9時14分、タイヤが滑走路に設置。機体が飛び跳ねることもなくスムースに接地。そのまま大きな減速。このときの慣性力は相当なものだ。

 また来たぞ、といううれしさを胸に秘め、飛行機が停止するのをじっと待つ。ついに静止。到着。ついつい顔がほころぶ。

 空港内を係員の指示に従い進み9時25分、ウイッキーウイッキーバスに乗る。相変わらず女性の運転手が多い。バスを降りて入国審査(イミグレ)へ。ここで息子がトイレ行きを主張。列が長くなるのではと冷や冷やしながら待つ。しかし係員の数が多いせいか、たいして混みあわず、また滞在期間を聞かれただけですぐに通過。

 エスカレーターで階下に降り、スーツケースを待つ。5分ほどで出てきた。後は税関だけだが、特に申告することもないので緑のラインを進み、係員に申告書を渡す。そこを出れば本格的なハワイだ。右側の個人出口に向かう。



第1日目(ハワイ)へ


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