第1日目 ハワイ到着

REWA社へ

 タッチダウンが9時14分で、税関を通り抜けたのが35分。早い。すぐに交差点を渡りタクシー乗り場へ。今回はすべてがひじょうに早い。

 タクシーもすぐに来て9時40分に乗車。バニヤン着10時10分。この早さこそ個人旅行の強みと一人で納得。料金は27+チップ5ドル。途中ちょっと混み合った。ちなみにバニヤンはアーリーチェックインで予約してある。

 早速タワーTの4階にあるREWA社オフイスへ。今回はスタンダードカテゴリーでなるべく高層階、というリクエストをしておいたので、その結果を早く知りたい。

REWA社

 スーツケースを持って久しぶりのバニヤンのエレベーターに乗り込む。常時4基稼動しているので点検時を除いてそれほど待たされないのがうれしい。

 この辺から欧米の習慣であるレディファーストを意識する。また、降りるときはドアを押さえて乗ってくる人を待つ。欧米人はこのような気遣いにはきちんと「サンキュー」と答える。日本人は無言が多い

 4階で降りて右手10mぐらいのところにオフイスの入り口がある。オフイスといってもバニヤンの通常の部屋を改造したような作りなので、普通のドアがあるだけ。普段は常時開けてあるようだ。ここを入ると中に小さなカウンターがあって、昨年も応対してくれた小太りのおばちゃんがいた。

 昨年部屋の件でいろいろごねたせいか私の顔を覚えていたようだ。もっともごねた客だとは気が付かなかったらしい。すぐに予約確認書を見せ、鍵を受け取る。チェックアウトは鍵を部屋に置いていけばよい、ということを分かりやすい英語で説明してくれた。

 さて期待の部屋の階数だが、タワーTの17階1708号室だった。早速エレベーターで17階に上がり、室内に足を踏み入れる。ホテルやコンドミニアムの部屋が大好きな息子は、我々夫婦に先んじて、トイレを覗いたり、ラナイに出て見たりと大忙しだ。

 私はデジカメを持って、部屋の様子を念入りに撮影。この部屋の詳細については宿泊のページで書いたので省略。ビューは左側が海で、正面がワイキキ市街。圧迫感はない。もともと格安(だと思う)で宿泊しているので、文句は言えない。この部屋の広さで日本のリゾート地なら、1泊2万円を下ることは絶対にないだろう。

 しばし休憩し、荷物を片付ける。いよいよハワイ生活の始まりだ。コンドミニアムは生活感覚があるので気に入っている。

昼食と買出し

ごえん弁当
ごえん弁当
ごえん弁当 エビとテリヤキチキン
エビとテリヤキチキン

 荷物整理をしている内に昼が近づいたので昼食に出かけることにした。途中ハイアットリージェンシー横のセントラル・パシフィック・バンクに200ドルほど預金する。

 ATMでの預金は、備え付けの封筒に現金を入れ、封筒に口座番号等を書くシステムらしいが、今回は初めての経験で、封筒に何も書かずにうっかり入れてしまい、しかも何も書かなかったことに気づいてもいなかった。

 後日カウンターでも預金したので、そのときついでに尋ねてみるとちゃんと預金されていることが分かり、安心した。

 昼食は最近新しく出来た「ごえん」というお店で摂る事にした。ここは旧「おかずやさん」の後釜だ。(2012年現在「こころ亭」)店内は商品受け渡しのカウンターがあるだけで、地元のお母さんらしき人が子供を連れて弁当の出来上がりを待っていた。

 私が店内に入っても誰も出てこないので困ってしまったが、ハワイアンタイムだろうと勝手に想像して店の前の作り付けのテーブルで待つことにした。

 5分ほど待っていると、先ほどのおばさんのための弁当を持ってお店の人が現れたので、ようやく注文。「焼きそば」と「エビとテリヤキチキン」をオーダー。おばさんは愛想も良く元気で好感が持てた。

 安心して再びテーブルに戻って出来上がりを待つが、それっきりでなかなか出てこない。他に客が来るわけでもなく、大量の注文が入っているようでもないのに、一向に出来る様子がない。人間腹が減ると不機嫌になるので、段々いらいらしてくる。それでも出来ない。

 15分ほど待っただろうか。おばさんが「遅れてすみません」と言いながら出てくる。すいませんと言われてしまうとあまり怒る気にもなれず、これもハワイかと諦め弁当を受け取る。

 ただいくら愛想が良くても出来が遅いと遠からず客は減ってしまうのではないかと思える。おいしさや量の点では日本人向きなので、過当競争のワイキキで生き抜いていけるか心配だ。



夕食へ


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