イオラニ宮殿周辺のヒーリングスポット

 オアフ島のダウンタウンにもヒーリングポットと呼ばれる場所がいくつかあります。私も全部を回ったわけではないのですが、ネットで検索するといくつも見つかります。

 先ずは観光地でも有名なイオラニ宮殿。ここは宮殿内をめぐる日本語ツアーもあります。しかしツアーではヒーリングスポットについてはほとんど語られません。

 対象となる場所は宮殿内ではなく、その建物周辺にあります。バス通りであるキング通りの入り口を入り、正面に宮殿を見て、その左側にツアーの受付所があります。

 その反対側、宮殿を見て右側奥に小さな建物があり、その建物入り口の前に高さ1.5mぐらいの岩と左側に平たい石があるのですが、この岩や石にいろいろと謂れがあるようです。

イオラニ宮殿敷地内のヒーリングストーン

 すぐ脇に説明文もあるのですが、英語なので解読がちょっと面倒。ただこの辺りに立って居ると、周囲を走り回る車の騒音もあまり聞こえず、一種独特の静けさを感じます。

 ただ建物の入り口付近にあるので、ここでじっくり石を眺めながら佇むと言うことには不向きです。

 さらにここから少し入り口方面に戻ると、柵で囲まれた、ちょっと盛り上がった土の一角があります。入り口と思われる場所には、ハワイ語で「KAPU」と書かれた小さな看板が掛けられています。

イオラニ宮殿敷地内の王族埋葬地

 KAPUはハワイ語でタブー、禁止を表す用語です。周辺の柵には花やレイがかけられていることが多く、神聖な場所であることを物語っています。

 この場所にはかつて王族の亡骸が埋葬されていたようで、今はそういった亡骸は別の場所に移動されたものの、当時のマナ(魂や精神)は今も残っていると信じられています。

 実際この一角の傍らに立って、柵内の植物を見つめていると、他の場所より少し冷気(霊気?)を感じるようにも思えます。

 本当に気温が下がったのか、そういう場所なのだからという思い込みの作用なのかは不明です。ただ、別のページで紹介するマカプウトレイル途中にある「ペレの椅子」周辺でもこういった空気を感じたことは確かです。



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