英会話への挑戦

英語との出会い

 中学から高校にかけて英語は大の苦手でした。ともかく理系のせいか理屈で考えるのは好きですが、頭から暗記するのが苦手です。

 従って英単語がちっとも覚えられません。加えて、英語は遠い世界の言語であって(今から35年ぐらい前の話。今は国際化が進んで、日本でも日常的に外国人を見かけるので、遠い世界にはほど遠い)、一向に必要性を感じませんでした。

 しかも試験は手を変え品を変え、発音や不規則変化、正しい前置詞、様々な熟語と構文と、わざとわかりにくくしているとしか思えない内容を学習し、それを試験に出題してきます。

 さらに、ちょっとした間違い(英語の先生にとって大きな間違い)によって徹底的に×がつけられるというもので、これで英語が好きになるわけが無い、と私は自分を正当化していました。

 結局大学受験を迎えたとき、英語の成績は限りなく欠点に近いもので、とても受験に使える代物ではありませんでした。

 しかしながら、高校時代より教職を目指していた私は、なんとか大学に進学すべく、英語をなんとかしようと遅まきながら考え始めました。

 時間的に切羽詰っていたこともあり、英語の効率の良い勉強方法を求めて、いろいろなガイドブックを読みまし。その結果わかったことは、ともかく英語漬けになることでした。

 簡単に言えば、なんでもいいからともかく四六時中英語と触れ合う時間を作れ、ということです。同時にどこで躓いているのかを知るために、中学からの勉強をもう一度問題集でやってみたらどうか、という助言を得ました。

 う〜ん懐かしい思い出です。そこで早速中学の問題集を購入し解いてみました。結果は歴然。中学2年で躓いていることがわかりました。

 そこで今度は易しい文法書を購入し、なぜ躓いたのか分析してみました。すると基本的な部分が、あちらこちら欠落していることが分かりました。さらに圧倒的に単語数が不足していました。

 というわけで、その後いろいろな勉強(単語暗記、文法書のまとめ、各種問題集、ラジオの百万人の英会話、旺文社ラジオ講座、長文読解)を行った結果、大学受験には何とか間に合うような英語力が付いたように思います。

 しかしいわゆる英会話力は限りなくゼロに近い状態でした。なんとか大学に入学しましたが、その後は専門の勉強が忙しくなり、英語からは遠ざかる一方でした。

 しかしながらひとつだけ闇雲な勉強の中で、これは面白いと思ったことがあました。それは簡単な英文の長文読解です。読書が好きな私は、英語を読むことも嫌いではなかったようです。


ハワイ旅行

 大学卒業後教職に就きました。専門は物理なので、英語の先生が身近にいたものの、英語とはどんどん疎遠になっていきました。その後結婚。新婚旅行はビーチに行こうと話がまとまりました。私は沖縄を主張しましたが、連れはハワイを主張

 その当時私は海外に出かけたことがありませんでした。しかもハワイは行くのに飛行機の中で寝なくてはいけないというのが、ネックでした。(私は場所が変わると眠れない性質)

 そこで若干妥協してグアム、サイパンを主張しましたが、ビーチにはナマコがいて泳げないから嫌だとの事。結局ハワイに決まりました。

 新婚旅行であるし、少しでも眠れたらという願いをこめて大奮発、ビジネスクラスで行くことにしました。宿泊は今から考えると超贅沢なハレクラニ。ハレクラニに着いて、滞在期間中に使った(覚えた英語)はイエス、サンキュー、チェックの三つぐらい。

 プリーズがどうしても口から出ませんでした。結局ワイキキの市街とアラモアナ、そしてトロリーを使った名所見学で旅行は終了しましたが、ハワイのインパクトは強烈でした。

 頭の中で価値観が劇的に変化しました。そしてその後2回、ワイキキパークとバニヤンに宿泊するツアーに参加しました。しゃべる単語は若干増えました。


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