ウクレレ購入ポイント(2)

5 ウクレレの弦

 実際にウクレレを買ってから気がついたのですが、ギター同様ウクレレの弦の種類もたくさんあります。その中でどれが良いのか、一般的には「弦の材質で音が変わるのかな」とか「価格が高けりゃいいだろう」と思えます。

 私はウクレレの経験はありませんが、クラシックギターではいろいろな種類の弦を試しています。その結果分かったことは、価格の差はやはりある程度音に現れる、ということです。

 ただし、1本が100円の弦と150円の弦を弾き比べてもそれほど差は感じません。やはり音の差が歴然とするのは100円と500円とかの開きがある場合です。

 高いものはやはり響きが良く、音も大きくなり、音の持続時間も長いように感じます。また弦の耐久性も高い方が優れています。ただ初心者の場合は、よほど弾きにくい弦でない限り、あまり気にしなくても良いのではと思います。

6 ウクレレの価格

 いくらぐらいのウクレレを買えばいいのか、というのは初めてウクレレを買う人にとって大きな問題です。その後の練習の気合いがどのくらいあるかということにも関係します。

 プロになるつもりなら、最初から良い楽器を買い、先生につくことを薦めます。また私のこのような文章を読んでいる暇があったら、すぐに練習を始めたほうが良いと思います。

 そうでないなら、一般的に考える購入金額は1〜10万ぐらいだと思います。そもそも同じ形をしたウクレレで、何が違ってこんなに価格差が出るのか、不思議に思えると思います。

 ハワイのABCでは、おみやげ用としておもちゃのようなウクレレが売られていますが、これは20ドルぐらいではないでしょうか。日本でもおもちゃやさんに行けば、3000円ぐらいで買えると思います。

 一方いわゆるハワイや日本の楽器屋さんに行くと、ウクレレの値段は安いもので100ドル弱ぐらいです。高いものは、私はそんな楽器は見ないようにしているのでよく分かりませんが数千ドルではないでしょうか。

 価格差が生じる大きな要因の一つは、生産方法です。大量生産か手工品かの違いですね。当然大量生産の方が安くなります。

 手工品は、1本1本手作業で作るため、人件費や作業時間の問題で高くなるわけです。では、手工品の方が良いのかというと、一概にそううだとも言えません。

 大量生産は、コストが下がり、製品の品質のばらつきが小さくなっています。手工品は人間が一つ一つ手作りしていくので、大量生産に比べると仕上がりのばらつきが大きくなっています。

 もちろん両者とも、最終チェックを行い、それに合格したものだけが製品として出されるわけですから、どちらがよいのかということだけにこだわる必要はないと思います。

 では楽器として使える適正金額はいくらぐらいなのか、ということになりますが、この後に述べるウクレレ特有のチューニングの難しさ、高音部における音のバランス、ハーモニー、楽器の材質といった点を考えると、きちんと練習したいと思うなら、やはり3万円(300ドル)以上のものを買った方が良いように思います。

 ある程度の価格のものは、音の響きがよいのはもちろんですが、弾きやすさ、チューニングのやりやすさ、音の響き、さらには耐久性や見た目の美しさがやはり違います。


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