第4日目 激流のレインボーフォール

普段のレインボーフォール
つつましやかな、レインボーフォール
台風で増水したレインボーフォール
台風で増水したレインボーフォール
濁流になったボイリングポット
濁流になったボイリングポット


 いったんヒロ市街に戻り、今日の昼こそ「スイサン」でと思ったのですが、今日もクローズ。本当に営業しているのか?と不安に思いつつも、ドライブ疲れもあって面倒になったので、いったんB&Bに戻ることに。

 ただ途中で、「これだけ雨が降ったんだからレインボーフォールの水量は半端じゃないだろう」と思って、帰りがけに寄ってみることにしました。

 駐車場に近づくと、台風の影響でクローズ。しかし激しい水量のレインボーフォールを見たいと思う観光客も多数いて、あちこちの路肩に路上駐車。

 私もちょっと隙間を見つけて駐車。いったいどのぐらいの水量なんだろうと期待して近づくと、手前でもゴーゴーと水が激しく落ちる音が聞こえます。

 展望台に行くと、まっ茶に濁った濁流が、周辺の岩を砕かんばかりの勢いで流れ落ちています。

 これはさすがに凄い。水量は普段の10倍ぐらいでしょうか。ちょっと下流にも行ってみましたが、ともかく半端じゃない水量が流れているので、地元の方も目を丸くして眺めています。

 さらに車でもう少し上流に遡って「ボイリングポット」という名所も見学。

 名称から判断すると、普段は太陽で温められた川の水がたまっているのかなと想像していましたが、3枚目の写真の通りの濁流です。

 清流がこんな激しい流れになるんだと、あらためてびっくりしましたが、鉄砲水等の被害がなくて良かったです。

 ちなみにB&B周辺にも、山からの水が細い水路となっていくつも流れているのですが、この日はその水路もとんでもない量の濁流でした。

 とりあえず激しい水の流れを見たことに満足して、いったんB&Bへ。買い置いてあった冷凍ピザで昼食。安上がりですがちょっと情けない。

 その後は昼寝。起きると雲行きもかなり回復していたので、ヒロ市街のプアイナコにあるもう一つの大きなKTAへ行き、つまみようのマウイチップス、夕食用のチラシ寿司やおみやげを購入。

 部屋に戻ってブログを買いたりしながらスターアドバタイザーの記事を見たら、オアフ島はほとんど影響がなかったようで、なんか私だけ掲示板やブログで大騒ぎしていたような気になりました。

 まあ被害がないことは喜ばしいことですが、スーパーで水のペットボトルがほとんどなくなっていたことにびっくり。

 かなり多数の地元の方が買いだめに走ったことを物語っていますが、これはオアフ島に移動してからも感じました。

 22年ぶりの台風直撃だそうですから、やむを得ないと思われますが、その意味では日本人は災害慣れしているなと感じました。

 マウイチップスをかじりながらビールを飲み、ちらし寿司で夕食を摂りましたが、ちらしは結構おいしかったです。もう1回食べようと思ったのですが、後日行ったときは売られていませんでした。人気があるのだと思います。


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