グリーン島ツアーを予約
ちょっと入りにくい磨りガラスのドアを開けてATS店内へ。HISやナビツアーに較べるとかなり小規模な会社のようですが、その分人も少なく、手続をのんびり行うことが出来ます。
グリーン島ツアーは往復の船が1日3本あって、その船の出港時間により、島での滞在時間を選べます。2時間、5時間、7時間だったでしょうか。
係の明るいお姉さんに「どれがいいですか」と聞いてみると、「島の観光だけでゆっくり一周しても1時間あれば」という返事でした。
「とすると、グラスボートを楽しんで、ちょっと泳いだり、シュノーケルをして、食事をすると5時間ぐらい?」と尋ねると、「そのぐらいが良いと思います」との事でした。
というわけで5時間を選択。昼頃出航の2便に乗り、最終便で帰って来るというのが良いかなと思ったのですが、最終便は満席とのことで、急遽1便で出航し、現地で昼を食べて午後の2便で帰るという案に変更。前日でしたが無事予約完了。
料金がグラスボート乗船料を含めて73ドル。ただしここでの支払いは予約金を10ドルだけで、あとは当日チェックインカウンターで残金を支払いということでした。
ちなみにグラスボートに乗らない人は現地でシュノーケルグッズを別料金で借りることが出来ます。
ついでに「その他のグレートバリアリーフに向かうクルージングで面白いところ(曖昧な表現ですが)はありますか」と聞いたところ、「シュノーケルやダイビングが出来ないと、単なるクルージングになってしまい、お金がもったいない」との事でした。
リーフホテルのカジノ
ATSを出て右折。船のチェックインカウンターの場所を確認するために港方面に歩いていきます。まっすぐ歩いていくと左側に「リーフホテル」が見えてきました。
ここは屋上?に動物園があるということを聞いていましたが、さすがにもう動物はいいやと思い、1階にあるカジノを見学してみることにしました。
ホテルの入口を入るとかなり広いロビーがあるのですが、何やら中国系の団体客が50人ぐらいいて大混雑しています。
その間を抜けて、進んでいくと左側奧にカジノと思われる場所があり、入口に身長190cmぐらいある巨漢のガードマンが控えています。
その横をランニングシャツを着てサンダル履きのだらしない恰好で通り過ぎようとしていた中国系の若者が、「その服装では入れません」と注意を受けていましたが、言葉は丁寧ですが体が大きいのでものすごい圧力です。
(Tシャツや短パンできちんとした靴を履いていればOKのようです)
中はハワイで言うところの「D&B」の2倍ぐらいぐらいの広さ。壁際にはスロットマシンがずらりと並び、中央ではトランプやルーレットといったゲームが行われいました。
ちょっとだけ見ていましたが、カードゲームの方はルールも良く分からず、ルーレットは客が少なく、スロットマシンはほとんどメダルが出ていないようだったので、一回りして退出。
夜になればもう少し盛り上がった感じになるのかもしれませんが、あまり興味を感じませんでした。
そのまま反対側の出口からホテルを出て港を海沿いにゆっくり歩いて一周。途中で小雨が降ってきたなと思ったら、向こう岸に美しい虹が見えました。
「こりゃきれいだ」と思いながら歩いていると、すぐに雨も上がり、今度は青空が見えてきます。
10分ぐらいで目まぐるしく天気が変わるのがケアンズのこの時期の天候の特徴でしょうか。