第2日目 サザンクロスに無事戻る

何も見えないロープウェイ

 再びスカイレールの途中下車駅に戻り列に並ぶと、またしても横から割り込もうとする別のおばちゃん。今度は係員さんに注意されていました。

 今回も欧米人と一緒に乗り合わせたので、先ほど同様に「こんにちは、どちらから」と聞いてみると、「バンクーバー」との答え。

 「寒そうです」と言うと、「ー7度だけど、シアトルなら過ごしやすいですよ。あなたも来てみませんか」というありがたい?お誘い。まあ何とか意思疎通は出来ています。

 しかしこの頃から雨が激しくなってきて、下方に見えていた熱帯雨林はおろか、目の前のケーブルすら見えないような霧も出てきました。

 何も見えない中、ゴンドラのみが進んでいくのは幻想的な光景ですが、不安にもなります。しかし最後の山を越えて、雨も小降りになり終点が見えてきました。


バスに乗れない!

 3時半頃スカイレールを無事降りて、おみやげ屋さんを見て出口付近の通路の先、観光客が多数待っている場所に行きましたが、バスの切符売り場がありません

 バスの中で買うのかなと思いましたが、周囲の人はすでにチケットのようなものを持っています。

 バスの時刻表らしきものを見ると、出発まであと15分ぐらい。
スカイレールやシャトルバスのチケットカウンター
 念のため、すぐ側にいた係員のお姉さんに「シティに帰りたいんだけど、チケットはどこで買うのですか?」と聞いてみました。

 すると、チケットを持っていない観光客は珍しいようで、ちょっと慌てて「先ほどのロープウェイ乗り場のチケットカウンターで買ってください」と言います。(右の写真)

 シャトルバスなのか、パブリックのバスなのかよく分からなかったのですが、ともかくチケットカウンターに行き、再び「ケアンズシティに戻りたいんだけど」と告げると、これまたお姉さんの英語がさっぱり分からない。

 どうやら個人でいちいちチケットを購入して移動する人は珍しいようです。「困ったなあ」と思いましたが、向こうのお姉さんも困ったようです。

 結局「どこから?」と聞かれて「日本」と答えたところ「日本語が分かる人を探してくる」と言って奥の方へ。

 しばらく待っていましたが、結局同じお姉さんがまた現れて、「スカイレールのチケットを持っていますか?」と聞かれたので(この英語は聞き取れました)「はい」と答え、チケットを見せるとそれで良かったようで、少し割引きになったシャトルバスのチケットを売ってくれました。11ドルでした。

 これを持って先ほどのバス停で10分ほど待つとシャトルが到着。近くにいた係員さんに再度「これでケアンズに行くことが出来るのか?」と聞くと、「そうだ」との答えで、手荷物を持ってシャトルに向かいます。

 すると運転手さんが、今度は「宿泊先はどこ?」と聞いてきたような気がしたので「サザンクロス」と答えると、それでOK。どうやらシャトルバスは宿泊先までの送迎になっているようです。

 4時にシャトル乗車。4時55分に帰ってきました。やれやれです。帰りのバスがなかったらどうしよう、とさすがにちょっと焦りました。



夕食は「カクタス」


ケアンズ旅行


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