コアラ・ガーデンへ
コーヒーを飲み終え奥の方に向かうと、「コアラ・ガーデン」「バードワールド」「バタフライ・サンクチュアリ」という三種類の施設があります。
個人的には「蝶々」が良いかなと思ったのですが、折角雨の中ここまで来たので全部回ることにしました。
三施設のセット料金が46ドル。一施設あたり1500円。(パンフレットに10%割引が付いていました。失敗!)
実際の施設の広さを考えるとコストパフォーマンスは良くないと思いますが、ここに入らなければ、後は昼食を食べて帰るだけですから、ある意味上手くできています。
ただ受付のおばちゃんは親切でした。私が「三施設のチケットをください」というと、あまり全部を回る観光客はいないのか、「それは良い考えだ」と言いながら、各施設の特徴を丁寧に説明してくれました。
チケットをもらって最初に向かったのが「コアラ・ガーデン」。入り口を入るとすぐに池があり、そのはしっこにオーストラリア名物のワニ君達がだるそうに寝そべっています。
日本の動物園にもハワイのホノルル動物園でもワニを見かけることは多いですが、活発に動いている姿を見たことがありません。
ワニを通り過ぎると、コアラがいる場所に到着。実は日本の我が家の近くに「高坂動物園」というのがあって、ここにも何頭かのコアラがいます。
子供が小さい頃何回か見に行ったことがあります。確かに可愛らしいのですが、昼間は眠いのか、ワニ同様あまり動きがないので面白味に欠けます。
ただ埼玉の動物園の場合はガラス越しに眺めるだけなので距離感がありますが、ここのコアラ君は数mのところにいますから、その気になれば詳細に観察できます。
付近にはコアラと一緒に写真が撮れるコーナーもありましたが、しっかりと別料金。18ドルぐらいだったと思います。
しかし写真を見ても分かるように、なんとものんびりした動物です。たしかに抱いてみたくなるようなまん丸こい体をしています。
このコアラを見てしまうと、あとはもう特に何もないので、これだけで1500円ぐらいと考えると、なんだか馬鹿にされたような気もします。コアラが可愛らしくて有名だと言うだけです。
しかし文句を言うわけにも行かないので、次の「バードワールド」へ向かいます。