昼食は、今年まだ1回も行っていない「MeBBQ」で摂ることにしました。トレードセンター前からバスに乗り5分です。歩いても行ける距離ですが、バスパスを目一杯活用します。
店頭にいろいろなメニューが写真とともに出ているので、この中から「チキンとビーフのコンボ定食」とスプライトを購入。息子とシェアします。
12.5ドルなので安上がりな昼食です。おかずを4種類自由に選んで良いので、ジャガイモ、キューリのキムチ、マカロニサラダ、ブロッコリーを選択。
ジャガイモはいつも選びますが、はずれはありません。キムチははじめて選びましたが、それほど辛くなく食べやすい味付けでした。
ブロッコリーはゆで時間が少ないのか固め。茎までしっかりついているので、ちょっと食べずずらかったです。
食べている最中も「もっと会話を習いたかった」と盛んに息子が言っていましたので、学校の印象は良かったのだと思います。親としても大金を投じた甲斐がありました。
部屋に戻って休憩後、息子は宿題をするというので、この日はビーチはなしにして、私は単独でワイキキのウクレレショップを見て回ることにしました。
果たしてワイキキで「コアロハ」のウクレレは売られているのか。売られているとしたら、いくらぐらいの値段がついているのか。そして他の楽器と較べて音色はどうなのか、ということに関心を持ったためです。
先ず古い地図を頼りにロイヤルハワイアンショッピングセンターに行ってみましたが、すでにお店は撤退。そこでワイキキショッピングプラザの「ウクレレハウス」へ。ここでは100ドル以下の製品が多数並んでいましたが、奧の方に「コアロハ」のウクレレも並んでいました。
値段を見るとやはり500ドル以上します。お店のおばさんが日本語が出来るようなので、「ウクレレの選び方はどうなんでしょう」と率直に聞いてみると、以下のようなことを教えてくれました。
・ ウクレレの音色の大半は使っている木の材質で変化する。基本的には堅い木の方が明るく響きがよい。
・ 購入しやすい価格のウクレレにコアは使われていない。コアはひじょうに堅い木なので、板を薄くすることが出来る。そのため響きが良くなる。
・ ウクレレの大きさは、ソプラノが一般的だが自分の腕の長さで決める方法もある。抱えたときに弾きやすい位置に来る物を選ぶと使いやすい。
・ その意味では、男性はコンサート、女声はソプラノを選ぶと良いかもしれない。
・ ウクレレが大きいほど、弦が長くなるのでピッチの狂いが少なくなる。チューニングもしやすい
というようなことを教えてくれ、実際に手にとっていくつかのウクレレを弾いて聞かせてくれました。結果はやはり「コアロハ」のウクレレの響きは良かったです。微妙な違いですが、ウクレレの音に馴れてくると分かるような気がします。
というわけで、大変親切に教えてもらえました。このお店はワイキキでは一番印象が良かったです。実はシェラトンのウクレレやさんでウクレレレッスンを受けたとき、お年寄りが店員さんに「良いウクレレはありますか?」と聞いていました。
そのやりとりをさりげなく聞いていたのですが、店員さんが「ご予算は?」と聞いて「1万円ぐらい」と答えると、「その予算ではちょっと」と返答していました。その答え方に、なんだかちょっとお年寄りをみくびるような響きを感じてしまいました。
その点ウクレレハウスの女性は、大変親切でした。どんな客にも、私が説明を受けている最中でも、さりげなく入店したお客さんの動向に目を配り、挨拶やら説明をしていました。
この日は他にも、パシフィックビーチホテルやハイアットリージェンシーのウクレレやさんにも顔を出して、価格帯や店員さんが演奏しているウクレレの音色をさりげなくチェック。
さらに部屋に戻って、ネットでウクレレの選び方なんぞを検索して勉強。ここ数日で一気にウクレレの知識が増えました。