レンタカー貸し出し手続

レンタカー

 その後はJCBでメールチェック。いったんバニアンに戻って休憩。貸出時間の3時が近づいたのでパシフィックビーチホテルにある「ダラーレンタカー」のオフイスに向かった。
ダラーレンタカー パシフィックビーチホテル内営業所
 途中パシフィックビーチホテルのレストランでブッフェの値段を確認するつもりだったが、値段表がどこにも出ていない。ここは25%引きというクーポンをフリーペーパーで見つけたので、元の値段を知りたかったのだが、どうやら宿泊者向けのブッフェらしい。

 値段を確認するのにちょっと時間を消費して、オフイスに着いたのが3時1分前。ジャストだと喜んでいたら、なんと正面のドアが閉まり、電気が消え、今まさに受付のお姉さんが帰ろうとして戸締まりをしているではないか。

 3時の約束でなんで閉まってしまうんだと、慌ててお姉さんに駆け寄り、3時の引き渡しの約束なんだがと伝えると、お姉さんは私の言い分に動じる気配もなく、ここは3時に閉まるので、ワイキキの事務所の方に行きましょうとのこと。

 ここで引き渡されるのが便利だからここを指定したのにと思っていたら、続いて「ここで受付をしても引き渡す車は向こうの事務所にあるので、どっちみち行かなくてはいけないんだ」というつれないお言葉。

 これはまいった。時間の無駄だなあと思いつつ、車がないのでは仕方がないということで、お姉さんと一緒にダラーのシャトルに乗車。まあシャトルがその場で待機していたので、それほど時間のロスもなかろうということで自らを納得させる。

 それにしてもオフイスが3時に閉まるなら、3時の引き渡し予約は出来ない旨の案内ぐらいあっても良いのではないかと思うが、それは堅物の日本人の論理。欧米人はそんな細かいこと?はあまり気にしないのかもしれない。まあ、3時という時刻の設定自体に問題があるのかもしれないとも考える。
ダラーレンタカー
 しかしこのシャトル、途中で他の客も拾っていったので、やはり3時から借りる客もいたのだ。さらに我々が乗ったせいで、途中で待っていた一組の客が乗れなくなってしまった。後続のシャトルにまわされたようで、これも申し訳なかった。

 さてワイキキ西端のオフイスに到着。予約してあるので、手続はあっという間に完了。途中ナビをつけるのかと早口の英語で聞かれたらしいが、さっぱり分からない。

 困った顔をしていると、もう一人の係員が日本語でナビをつけるかどうか尋ねているんですよ、と丁寧に教えてくれた。

 どうも英語民族というのは、相手の英語力なんか委細構わずべらべらしゃべる事が多いようだ。もうちょっと相手の立場に立った考えは出来ないのかとたまに思うが、それがまた民族的な特徴で、遠慮深い日本人とは違うところなのだろう。

 裏手で車を待てという指示があったので待つが、どの車に乗るのか、さっぱり分からない。

 先に手続を終えた欧米人アベックが、意図もたやすく自分の車を見つけて乗り込んだのを見て、どうして分かったんだろうと不思議に思い、改めて契約書を見ると、上の方に小さく車種とナンバーが書いてあった。何とも見にくい契約書だ。該当の車を探すと、なんと洗車中で、待てと言った意味がよく分かった。
 
 帰ってきた車をすぐその場で借りたことになる。整備とかは大丈夫かなと思ったが、外見はきれいな赤のコンパクトカーで、これまでダラーではずれの車に当たったことはないのでまあよしとする。

 ガーガー音のする掃除機で、車内の砂等を吸い込み、外観がチェックされ、急発進してUターン。我々の目前に横付けされ、はいどうぞ、みたいな感じでキーを手渡される。

 早速乗り込み椅子を調節しようとするが、これがまたレバーの動かし方が分からない。慌てて近くにいた係員に尋ねて、ようやく動かし方が判明。続いてミラーを調節ライトやワイパーの位置を確認して、シートベルト着用。助手席に乗り込んだYに地図を渡し、すぐに買い出しのためにドンキホーテに行く道順を説明。

 後部座席に座った息子がシートベルトを装着したことを確認して、ようやく出発。ちなみに我が家の息子は幼児の頃からシートベルトをつけるよう仕付けてきたせいか、最近は何も言わなくても自分からしめるようになっている。発進しながらメーターを見ると、ガソリンはちゃんと満タンだった。



ドンキホーテへ


旅行記表紙に戻る


トップページヘ