第3日目 堤防の魚たちと花火

カピオラニ公園前の堤防
ヒルトンの花火

堤防の魚たち

 これらの食材を持って、一旦部屋に戻り軽く昼食。今日はあまり無理をしない、体調調整の日と考える。とはいっても、天気の良いハワイで午後ず〜っと部屋に居るのも馬鹿馬鹿しい。軽く泳ぐことにして、息子とワイキキ水族館方面の堤防へ歩いて出かけた。

 連れは別行動でペイレスシューソースに行って、安くてはきやすいスニーカーを探すということであった。ペイレスは確かに安いと思うが、最近は日本の靴屋さんもバーゲン品としてずいぶん安くスニーカーが売られている。あえてここで購入して、重たいものを持ち帰る必要はないような気もするが、記念品としては面白いと思う。

 さて私と息子が向かったのは、水族館よりの小さな堤防。カピオラニビーチパークのほぼ中央にあり、すぐ近くにライフガードが居る。

 この堤防周辺にはワイキキの堤防では見る事が出来ない多種の魚が住んでいる。シュノーケルをしている人も見かける。ただし堤防に居るときは大きな波に注意が必要だ。足元を激しく洗っていく事がある。油断していると海に落ちるかもしれない。

 そこからビーチ沿いに歩いて、再びクヒオビーチへ。軽く泳いで4時に部屋に戻った。私と息子だけで泳ぐときは所持品の管理が面倒だ。ビーチに置いておくと盗まれると言う話も良く聞く。

 幸いにまだそのような経験はないが、まず出来る限り身軽にして、使い古したナップザックにタオルを入れる。問題は部屋の鍵だ。これも入れておくしかない。記念撮影用のカメラ等は置いてくる。

 泳いでいる最中は、常にビーチを見て、人の荷物を物色するような人がいないかどうか分かるような場所に置いている。まあ最低限の自衛処置だろう。

 ビーチから戻っても、まだ夕食には時間があるので、ABCまでバドワイザーを買いに出かけた。戻ってハムやチップスをつまみにしてビールを飲みながら夕食を待つ。今日は購入済みの刺身なので、御飯を炊くだけである。

クヒオビーチフラショーと花火

 夕食後ぶらりぶらりとクヒオビーチフラショーを見に出かけた。フラショーは6時半に始まる。今日は雲も少なく空が美しい。

 フラの方は子供が主体のようだったが、詳しくは見ていない。いつものように音楽をバックに、近くの堤防で息子と共にカニと遊ぶ。夕方になるとここには多数の黒いカニが出没する。

 私はカニよりもどちらかいうとサンセットに興味がある。ここから毎年夕日の撮影をしている。太陽が消えていく瞬間はなんとも味わい深いものがある。

 それやこれやでひまつぶしをしていると1時間ぐらいで、フラショー終了。終了後には出演者と記念撮影をしてくれる場合もあるようだ。

 時間は7時半。そのまま戻るつもりだったのだが、ふと今日は金曜日でヒルトンで花火が上がることを思い出した。

 息子の体調も普段と変わりなく元気なようなので、バスでヒルトンに向かった。7時55分ハレクラニのバス停着。ぎりぎりだったのでちょっと焦った。

 ビーチに出る直前に花火が始まった。近いのでなかなか迫力がある。辺りには観光客が多数いる。ヒルトンからハレクラニにかけてビーチ沿いに照明も整備されたようで、治安的にも安心だ。

 なんてことを考えながら、記念の花火の写真を撮っていたのだが、例によってものの5分で終了。終了宣言もなくあっけない。再びバスでバニヤンに戻って本日は終了。



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