乗船
ディナークルーズのドリンク |
ディナークルーズのサラダ |
ディナークルーズのメインディッシュ |
船から見たワイキキとダイヤモンドヘッド |
バスからは一部の乗客だけが降りました。どうやら他にも行くようです。我々はすぐに指定された船に向かいます。
胸にツアー会社から渡されたワッペンを付けるようあらかじめ指示されていましたが、係員はそれをみて手際よく乗る船を指示しています。乗り込んだ船は2階建てで我々は1階に案内されました。どうやら2階はランクが少し上のようです。
船内中央には大きな丸テーブルがいくつかあり、さらにそれを取り囲むように壁際に普通の四角いテーブルが、かなり窮屈な状態で並べられています。
幸いなことに窓際のテーブル席に案内されました。案内の仕方も結構いい加減で、中央のテーブルになるか壁際になるかはその時の運次第のようでした。
我々が席に着いたときはすでに半分ぐらい席が埋まっていて、さらに続々と乗り込んできます。その間一角に設けられた小さなステージで、二人の中年叔父さんがハワイアンを歌って出迎えてくれます。
まだ港を出ていない段階で、飲み物の注文を聞きに来ました。カクテルとジュースを注文。日本語はほとんどダメ。続いてお姉さんがカメラを持って現れ記念撮影。
後で買っても買わなくても良いという説明付きのもの。けっこううまく撮れていましたが、自分たちもカメラを持ってきているので買いませんでした。
そうこうしているうちにようやく全員が着席し、飲み物が配られ落ち着いたころ出航。
クルージング
まずはパン、続いてサラダ、と手際よく料理が出てきます。試しにパンを割ってみると中はうすい紫色。どうやらハワイ名物のタロイモパンのようでした。結構甘くてうまい。
ステージの演奏が一休みすると、今度は5名ほどで構成されるフラショーが始まりました。この5人は、2階でも同じ様な踊りを披露するらしく、曲が変わる毎に1階と2階を忙しく行き交います。
港を出るとき、ちょっと波にもまれて揺れましたが、すぐに安定を取り戻し、船はワイキキ沖に向かっていきます。メインの料理も出され、ほろ酔い加減になるころ、歌や踊りもどんどん盛り上がり、外では太陽が徐々に地平線に向かっていきます。
1階からだけではサンセットの様子がよく見えないので、2階のデッキに上がってみました。ちょっと狭いのが残念。2階の住人はわざわざわざデッキに出る必要がありません。それが値段の違う所でしょうか。但し船が揺れると1階よりも2階の方が揺れを激しく感じることになるはずです。食事をしたり、ショーを見たり、デッキでサンセットを見学したりと結構忙しい思いです。
この時のサンセットはなかなか印象的でした。ハワイのサンセットは、光が消える直前が美しいのでこれを見て満足してしまう人も多いのですが、実はその後5〜20分間ぐらいにわたって、雲に光が反射して雲の下端が赤紫色や黄金色に輝くときがたまにあります。この輝きが私は好きです。写真に撮るのもこの光の場合が多いのですが、全く反射しないときもあるので、何回もトライしないと良い光には出会えません。
太陽が沈むころを見計らって、船は再びケワロ湾に戻り始めます。Uターンするときは、船に波が横から当たることが多いので、結構揺れました。ただしほんの30秒ぐらいです。
帰り道はひたすらフラショーとポリネシアンショー。みんな一生懸命熱演してくれます。食事の片づけが一段落し始めた頃には船のスタッフも踊りに加わったりします。港に付く直前に、全員が立ち上がり前の人の肩に手を置き輪になって踊り、クライマックス気分を盛り上げます。(私は照れくさいので見ていました。この辺が日本人のノリの悪いところかもしれません)
下船
下船の準備が出来ると、テーブル付きのウエーターさんが一人一人と握手をして、別れを惜しむ演出です。下船後すぐにまたバスに乗り込みます。バスはそのままマリオットのロビーまで送り届けてくれ、無事ツアーが終了。終わって改めて考えてみましたが、$39という価格はコストパフォーマンスに優れていると思われます。
ワイキキビーチからの食事のないカタマランですら、乗船料は最低$10です。これに送迎をつければ往復やはり$5ぐらい。さらに食事と飲み物(2杯以上飲む人は、その場で現金で購入だが)で約$15。フラショーやチップや税金も含まれているわけですから、採算はギリギリのはずです。揺れも少ないので、船に弱い人も大丈夫です。(乗船後スタッフが酔い止めを配っていました)なおブッフェ形式のものもあるようですが、子連れの場合は面倒かなと思い敬遠しました。