準備編(航空券と宿泊場所)

航空券

 今年の夏の航空券はANAにしました。2月初旬にJAL、ANAと相次いで正規割引料金が発表されましたが、私は仕事の関係ですぐに予約することが出来ず、やきもきしながら3月を待ちました。(3月に仕事の目処がつくので)3月に入り、夏の見通しが立つようになり、改めて仕事の日程と航空料金の変動を一覧にして、どうすべきか考えました。

 具体的にはJALの悟空を一番に考えていたのですが、成田からでは私の出発日の料金が意外に高く、それならばと思い切って仙台発はどうかと調べると、これがかなり安いことが分かりました。大人二人と子供一人のトータルの料金差は6〜7万円になります。

 そこで成田出発の場合と仙台出発の場合の航空券以外の諸経費を比べてみました。ちなみに我が家からは成田まで車で2時間半です。仙台までは東北道を使ってゆっくり行って正味5時間ぐらいでしょうか。

 高速料金やガソリン代、駐車料金の差をきちんと計算すると、それでも4〜5万円の差があり、これなら場合によっては仙台周辺のホテルに1泊するような余裕のある旅行も可能だなあと考えていました。

 次にANAの料金を調べてみると、JALの成田と仙台のちょうど中間の料金になることが分かりました。ということは仙台発との差は1〜2万円。多少高くなりますが、時間的な早さや長時間運転のリスクを考えると、この差は保険料みたいなもんだ、という考えに落ち着き、結局ANAに決定。しかもインターネットで予約をするとさらに若干安くなりました。

 予約はANAの国際線予約のページから自分の日程を入力します。空席が無い場合は値段が表示されません。だいたい予定していた日程で予約が出来、しかも座席までオンラインで指定できたことは驚きです。

 行きも帰りも前方の席はすべて埋まっていたようで、結局主翼の上になってしまいましたが、とりあえず左側の席が予約できたので満足です。(左のほうがオアフ島がよく見えます。

 ただ昨年と同様に、機材が一回り小さいもので、エコノミーは2列3列2列の飛行機で、我が家のような3人家族にはちょっと不便です。窓際が良かったので、結局前後に分かれる形になってしまったのが唯一の欠点でしょうか。

宿泊

 宿泊は当初カイルア方面のB&Bも考えていたのですが、我が家の経済状態を考えるとレンタカーまでは手が出そうに無いので、今年はワイキキに滞在し、バスをフル活用することを考えています。というわけで早速ワイキキの宿泊情報、それもバケーションレンタルと言われている安いコンドミニアムを探すことにしました。

 ワイキキ、バケーションレンタル等の言葉でインターネットで検索するとかなりのページを見つけることが出来ますが、あまり聞いたことの無い会社はやはり心配です。かといってアストン系列は、利用している人も多いでしょうが私には値段が高すぎます。

 これまではハワイアンコンドリゾートという会社をよく利用してきました。慣れているので今年もここにしようかと考えていたのですが、この会社の唯一の欠点はチェックインの時、イートンスクエアのオフイスまで鍵を取りに行かなければならないことです。そこで今年はそれ以外の会社でハワイアンコンド並みの価格で借りることが出来る所はないかと探しました。ちなみに1泊の部屋の値段が$90前後という条件です。

 しかしさすがにこの値段で提供している会社はあまり多くありません。もちろんコンドミニアム自体のグレードを落とせばいいのですが、やはり家族で楽しく過ごすためにはある程度の質が要求されると思います。これまでの経験から考えても、やはりバニヤンかロイヤルクヒオあたりが良いのでは、と考えていました。

 最終的に行き着いたのがREWA社です。ここはワイキキバニヤンに部屋を25室ぐらい持っていて、それをレンタルしているようです。実は一昨年、借りようとしていた部屋のオーナーの都合で、このREWA社の物件に部屋がグレードアップされたことがあり、そのときのやり取りで信用できそうな会社だと感じていました。一昨年の部屋はグレードアップされたこともあり、高層階の非常に素晴らしい部屋でした。内装もきちんと清潔に保たれていました。

 今回は経済的な都合もあり、予約の段階で一番安い部屋をリクエストしました。予約は英語オンリーですがここから行えます。また「スマートトラベラーズハワイ」というページからもリンクしているようです。こちらは日本語なので概要がわかります。ただ予約は日本語のメールで行えると書いてありましたが、私は不安だったので直接たどたどしい英語でメールを送りました。

 夜メールを書いて送ったところ翌日には予約OKの返事が来ていて、あまりの早さにびっくりしました。予約金は$200でクレジットカードからの自動引落です。1泊の値段はスタンダードというカテゴリーで$89。これに約1割の税金と$50の部屋のクリーニング代が必要になります。スタンダードの部屋は宿泊したことが無いので眺望や部屋の様子が良く分かりませんが、とりあえず予算内にきっちりおさまり大満足です。

 ところでメールのやりとりの中でバニヤンの駐車場の課金システムが変更になったと書いてありました。これまでは1室に1台分の駐車スペースが自動的に付いていたのですが、今年からは1泊につき$5必要になるようです。会社のほうで駐車パスを貸してもらえる場合もあるようですが、数に限りがあるようで、このパスがもらえない場合は自分で支払うシステムになったようです。



行動計画へ続く


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