その他諸々

インターネットカフェ

 キヘイ付近で見かけたインターネットカフェは4箇所。レインボーモールで2軒。内1軒は驚いたことに路上にあるお店で、ホットドッグやコーヒーを売る傍ら、片隅にコンピューターを1台置き、これをインターネットカフェと称していた。

 オープンエアであるから画面が非常に見にくいのではないかと他人事ながら心配してしまったが、必死にキーボードに向かっている人もいてなかなか面白い。もう1軒は建物の中のお店だが、早朝だったので入ることは出来なかった。

 キヘイ・タウンセンターでも1軒見かけた。フードランドの近くだ。店の前まで行ったが、入り口に貼り紙がべたべた貼ってあって、中が覗きにくくなんとなく入りづらくて止めてしまった。結局利用したのはアゼカプレイスにあったお店。レンタカーでピイラニ・ビレッジから戻るとき目に付いたので入ってみることにした。

 このお店が一番入りやすかった。入ると若い高校生ぐらいの女の子が受付をしていた。私が日本語を使いたいんだが、と言うとお兄さんかお父さんか経営者か判然としないおじさんを呼んできてくれて、そのおじさんが、あの機械を使えと教えてくれた。

 使ってみるとたしかに日本語が読めた。ところが日本語入力に変換できない。色々なキーを組み合わせたり、画面上で変換モードのアイコンを探してみたりしたが、結局ダメ。聞いてみても良かったのだが、面倒だったのでとりあえずのメールはローマ字で作成した。

 ちなみに料金だがオアフと同じで10分1ドルだった。

早朝散歩とサンセット見学

 朝の散歩はすがすがしい。もともと早寝早起きなので、早朝散歩はまったく苦にならない。6時頃コンドを出て先ずはビーチへ。そこからビーチ沿いに南のロイヤルマウイアン方面へゆっくり歩く。

 時には立ち止まって沖合いで練習するカヤックを見たり、砂浜に座って朝日が昇って来るのを待つこともある。500mぐらいの長さのビーチで散歩をしている人はだいたい10人ぐらい。毎日見かける人もいた。すれ違うと目が合えば100%挨拶が交わされた。

 欧米人が挨拶をする距離というのもなんとなく把握できた。常識で考えればわかることだが、だいたい3m前後の距離で目が合えば声が出る。これはたぶん子供の頃からの習慣なんだろう。

 日本人の場合は、ちょっと意識しないとなかなか声は出ないが、慣れもある。本当に些細なコミュニケーションだが、結構人付き合いの潤滑油になりそうだ。犬と一緒に散歩している人も多い。人懐っこい犬が多く、私がビーチに座っていると、勝手に寄ってきて愛想を振り撒く。

 さてビーチ沿いにずーっと歩いてロイヤルマウイアンの芝生に到着。ここで海と分かれて今度は道路沿いに歩いてコンドに戻る。途中必要に応じてABCストアに寄る。ABCの斜め奥のプレートランチやさんは、ついに利用することが出来なかったが、一度は入ってみたかった。マウイコーストホテルの朝食風景を眺めながらコンドに戻ると、だいたい30分から1時間が経過していた。

 夕食は私だけ5時半ぐらいからビールを飲み始め、家族全体で食べるのは6時過ぎ。窓の外のサンセットの様子を見ながら食べる。雲が少ない日は早めに切り上げてカメラを持ってビーチへ。岩場に向かい、適当な岩の上に陣取り雲が輝くのを待つ。なかなか良い色が出ないのだが、足元に打ち寄せる波の音を聞きながら、ただただじーっと待っているのものんびりしてよいものだ。

CPBで預金

 セントラル・パシフィック・バンクに口座を持っている。ハワイで遊ぶとき、多額の現金を持ち歩かないようにするためだ。一番最初に思い切って30万円ほど預金した。

 ハワイに行くたびに少しずつ預金が減り、今年は残額が1000ドルになっていた。少し預金しないといけないなと思い、6万円ばかり預金をしてきた。ドルにすると500ドル弱である。しかも翌日からATMでそこから引き出したりしているので、かなり非効率的だ。

 預金の方法がわからなかったので、ハイアットリージェンシー前の店内に入り困った顔をしていると、すかさずカウンターの美女がメイアイヘルプユー?と聞いてくるのでますますうろたえて、日本語が出来ますかと尋ねると、少しならと答えてくれたので、預金をしたいだけど、というとペラペラと返答。さらに困った顔をしていると、なんとかさ〜んと日本語のわかる人を呼んでくれた。その人の元へ出向いて事情を話すと、こうやってするんですよと丁寧に教えてくれた。

 言われたとおりに書類にサインをして、先刻の美女の下へ出向くと、先客と何やら世間話をしているが、内容は深刻そう。私の番になり理由を教えてくれた。

 どうやらこの女性、今週いっぱいでこの銀行を辞めるか、他の支店に異動するかするらしい。細かいところは英語なのでよくわからない。こんな事まで見ず知らずの私のような人間にフレンドリーに話し掛けてくるところがハワイらしいなあ、とつくづく思った。



その他(その2)


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