カマオレT
パシフィックショアーズから徒歩数分で行けるビーチ。キヘイロードを横断し小道を20mぐらい歩くとシャワー施設がある。
このシャワーの右脇に小さな小道があって、ここをちょっと下るともう砂浜。砂浜の幅は20数m、長さは500mぐらいだろうか。
砂の色は茶色と薄いクリーム色の間ぐらいの色で、ともかくきれいだ。小道を降りて右に行くとちょっとした岩場があって、磯だまりには小さな魚がいる。ヤドカリやカニもいる。この磯は100mぐらい北側に続いている。その先はカラマ・パークだ。
早朝ビーチを歩いていると出くわした人は必ず挨拶をしてくれる。500mほどのビーチを行ったり来たりしている人もいるようだ。もちろんすでに泳いでいる人もいる。カヌーの練習も見かけた。
波は午前中は風もなく穏やかなのだが午後は沖から吹いてくる。沖からの風なので波も少し高くなり、子連れにはちょっと辛くなる。我が家の場合は午前中はビーチ、午後はコンドのプールというパターンが多かった。
ビーチの南にはロイヤルマウイアンというコンドが建っている。このコンドのラナイからはサンセットが一望のもとに見渡せるだろう。道路を渡ればレインボーモールがあるので立地条件は完璧に近い。
宿泊料を知りたいものだと思った。このコンドとその並びにいくつか建物があり、その先は400mぐらいの長さのカマオレUというビーチが続く。さらに磯があってカマオレVというブギーボードで有名らしいビーチに続く。
いずれも似たり寄ったりのビーチだが、波が一番穏やかなのはTだろう。
ただし遠浅のビーチではないので、泳げない子供にとっては波の砕けるところからほんの10mぐらい沖までしか行けないのではないだろうか。
ワイキキのクヒオビーチのプールのような波ではなく、本物の波なので注意が必要だ。
ずーっと泳いでいると10分に1回ぐらい比較的大きな波が来る。波が引き返すときは足元をすくわれる様な流れを感じたので、まだほとんど泳げない私も若干の恐怖を感じた。
波打ち際こそ砂の色が目立つが水はきれいだ。ただ若干の海藻が漂っていた。磯が近くにあるので仕方がないのだろう。
それにしてもこの広いビーチに50人を越える人がいることは稀のようなので、砂遊びだろうが磯遊びだろうが人目を気にすることなくやりたい放題だ。私も去年あたりようやく習得できた平泳ぎもどきの練習を存分にすることができた。
カラマ・ビーチ・パーク
コンドから北に向かって徒歩で10分ぐらいのビーチパーク。もちろん駐車場もある。
広い芝生と子供用の遊具、ちょっとしたテーブルが用意され、家族でキャンプをしたり食事をしたりすることが出来るようになっている。スケートボードの練習施設もあった。
海側には石が配列されていて泳ぐことは出来ない、水そのものも緑っぽく濁っていて泳ぐ気にはなれない。隣のカマオレビーチの水質は良いのだから、潮が流れ込んでいないのだろう。