観光地(マウイ島)

エンチャンテイド・フローラル・ガーデン

ガーデン内のパティオ
ガーデン内のパティオ
こんな花が咲き乱れています
こんな花が咲き乱れています
サトウキビ列車
サトウキビ列車
途中の木製の橋
列車から見えるホテル群と海
列車から見えるホテル群と海

 当初行く予定はなかったのだが、ハレアカラに行く途中うっかり曲がるのを忘れてそのまま進んでしまい、地図を見たらそれなりに有名な施設なので訪れて見ることにした。オーナーさんがこれを読んだらがっかりしてしまいそうだが事実だから仕方が無い。

 ここはオーナーさんが日本人、というのが特筆すべき事だろう。退職後こちらに移られて、この熱帯植物園を作られたそうだ。当初は300種類ぐらいしかなかった植物も現在では3000種を越えるという大変な所だ。

 我々が訪れたときは時間が早かったせいもあって、他に車は1台だけで、中で会ったのは日本人の家族連れ。受付には英語しか話せないおばちゃんが座っていたが、奥にオーナーさんがいて、日本語の会話を聞きつけて外に出てきていろいろ話をしてくれた。

 園内は歩いて自分のペースでゆっくり回れるようになっていた。所々休憩所が設けられているのもありがたい。

 入り口から1歩園内に入るとそこはもうひたすら植物植物植物で、それぞれがまた色とりどりの花を咲かせている。あまりの美しさに思わずカメラのシャッターを押す回数が増えてしまったが、途中でこの調子で撮影を続けたらすぐにフィルムがなくなってしまう事に気がついた。

 私自身は近くに畑を借りて家庭菜園こそ試みているが、いわゆる植物や花を愛でると言うほどではない。しかしこれだけの植物を日々手入れしていくのは相当な気合と努力が必要なことはよくわかる。

 マウイに行ったら是非行ってもらいたい所だ。道を間違えて良かったと今は思っている。

砂糖きび列車

 砂糖きび列車に乗るために早朝からラハイナへ出発。キヘイからの時間は車で40分。もっと必要かと思っていた。当初ラハイナ駅には駐車場はないと思い込み、ラハイナセンター駐車場に入れ徒歩で駅で向かった。

 暑い中数百m歩いて到着した駅の裏側には、50台ぐらい駐車できるりっぱな駐車場がちゃんとあってがっくり。しかも列車の出発時間をきちんと調べていなかったので、待ち時間がなんと1時間半もある。これにはまいった。

 協議の末、再び駐車場方面に戻り、その付近で時間をつぶしその後車ごと移動してこよう、ということになった。最初の駐車場付近にマクドナルドがあったので、ここで時間をつぶす。

 ようやく発車の時間が近づいたので駅の駐車場へ。すでに数台の車とスクールバスが停車。付近には同じ色のトレーナーを来た子供たちが大勢いた。

 駅舎内に入りクーポンを使って往復の切符を購入。クーポンは一人2ドル引きとなる。駅舎内にはいろいろなおみやげが置いてあるのでそれらを物色していると、汽笛が聞こえた。ようやく列車の到着だ。

 この後駅に停車した後汽車のみが連結を切り離され、10mほど前方でぐるっと回転。これだけでも結構面白い。半回転した汽車は別のレールで移動し客車の反対側に向かい、そこで再び連結される。

 先ほどのスクールバスの生徒たちは後ろのほうに乗り込んだので我々は汽車のすぐ後ろの1両目の左側に乗り込んだ。動き出してびっくり。ここは汽車の音がやたらうるさい。

 ラハイナの市街を抜けると左側に道が平行して、その向こうに海が見える。並行して走る車の乗客が手を振ってくれたりするから楽しい。ゴルフ場や木の橋の上をゆっくりと通り抜け、左側にカアナパリの高級リゾート地を眺めながらがプウコリイ駅へ。以前のマウイ1日ツアーでは、このプウコリイ駅からラハイナまでの片道乗車だった。

 ツアーバスがこの駅で停車し、ラハイナ駅で降りてくるのを待つ、という方法だ。しかし今回は時間が合わないのかツアー客はいなかった。プウコリイ駅は一旦通り過ぎ、その先で線路は大きく曲がり、再びもとのレールに戻る。それから駅に停車。

 しばらく停車するのかと思ったらすぐに発車。来た道を引き返す。進行方向が逆になったので我々も席を右側に移動する。どうしても海側の景色が良いように思えるのだ。カアナパリ駅で水の補給のため5分停車。ここで列車を降りて記念撮影をする人が多い。同じ景色が続くが見飽きないなあ、と思っているうちにラハイナ駅到着。



マウイの観光地(その2)


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