乳幼児、子供連れのハワイ旅行
(飛行機編)

乳幼児(2歳未満)の航空機利用(JALの場合)
 
幼児運賃
・ 幼児運賃は大人の10%
・ 座席は利用できない
・ 大人1名につき2名まで(ただし二人目の幼児は料金設定が変わります)

 座席は利用できない、というのがネックです。ではどうするのかというと、基本的には両親が抱えると言うことです。これは相当辛いはずです。しかも突然の乱気流にも備えなくてはいけませんので、ハワイまでほとんど眠れないのではないでしょうか。

 まあ夫婦で交替で抱くというのが一般的な方法だと思いますが、そんなんじゃハワイには行く気にならない、という人もいると思います。

 そのような人は以下のバシネットを利用すると良いかもしれません。

バシネットについて
・ 体重10kgまでの2歳未満の赤ちゃんが対象
・ バシネットの規格:長さ77cm、幅32.5cm、深さ15cm

 バシネットというのは、保護者の負担を軽減するために、座席の前部が壁になっている場所で、その壁に取り付ける小さな簡易ベッドです。ここに乳幼児を寝かせることが出来れば、保護者の負担はかなり軽減されます。

 ただし実際に使っているのを見たことがありますが、保護者の足下はその分かなり窮屈になります。

 私は身長約173cmですが、通常のエコノミーの席でも足下がかなり窮屈です。そこへ持ってきて、前方が壁の席は足を前に投げ出すスペースもありません。どうしても足を曲げざるを得ないのですが、そのとき膝の部分が、このバシネットに引っかかる感じで、ハワイまでの夜行便では寝不足を覚悟しなければなりません


2歳以上12歳未満(小児)の運航空機利用

小児運賃
・ 大人運賃の75%
・ もちろん座席利用可です

 小児の場合は、座席が使用できますので、だいたい両親の間に座らせることが多いです。シートベルト装着をいやがる場合もありますが、これは普段からの躾というか習慣だと思います。

 ただ座って眠るというのは子供にとっても辛いので、結構我が家の息子の場合は熟睡しながら、手足をばたつかせたりして、その度に起こされました。

 最初にハワイに行った頃は、頭を私、足を妻という風にして、膝の上に頭と足を乗せて、体全体は横になるように寝かせました。もちろんこの時もシートベルトはつけています。


実際の搭乗

 乳幼児連れは優先搭乗です。つまり一般のエコノミー客より早く搭乗することが出来ます。それでどんなメリットがあるのかというと、ほとんどありません。人が少ないときに、落ち着いて手荷物の整理ができるというぐらいのものです。

 搭乗後に心配なのは離着陸時の気圧変化だと思いますが、これは他のページに書きましたのでここでは省略します。基本的には顎を動かすと言うことです。

 ただ3歳ぐらいまでの子供だと、自分の体の異変について詳しく訴えることが出来ませんので、訳も分からず突然耳が痛くなってびっくりして泣き出す、ということがよくあるみたいです。(離陸時に泣いている子供がよくいます)これはやはり両親が予測して気をつけるしか方法はありません。

 また食事後は睡眠となりますが、なかなか寝付けない子供さんもいるようです。一般的には事前によく遊ばせておくという方法がとられるようですが、出来れば常日頃から早めに寝る習慣をつけておいた方が良いと思います。



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