成田空港での動き

チェックイン後の流れ

6. チェックイン終了後はレストラン・ラウンジ・そしてゲートへ 

 スーツケースを預けてしまえば身軽になります。その後は手荷物検査、出国審査と続きますが、その前にレストランやラウンジで休憩する人もいます。

 ハワイ便の場合、離陸時刻にもよりますが、離陸後1時間弱で夕食タイムとなりますので、レストラン利用は軽食がいいと思います。

 ただし体力温存を考えて、レストランで食事をして、飛行機に乗り込んだら食事はすべて断り、ひたすら睡眠モードと言う方もいます。

 また最近はクレジットカードを使ってラウンジを利用する方が増えました。ソファーもゆったり、静かな雰囲気で搭乗までのひとときを過ごすことができます。

 その他の時間つぶしとして、屋上の展望デッキで飛行機の見学も出来ます。また空港内では無料の無線LANがありますので、スマホやコンピューターで最新情報の取得やメールチェックも出来るようになりました。


7. 手荷物検査

 時間つぶしに飽きたころ、いよいよ出国審査です。入り口で搭乗券とパスポートを係員に見せ、検査場へ。

 検査は持参した手荷物をいくつかのトレイに載せ、X線検査を受けます。

 最近は上着を脱いだりベルトをはずしたり、靴を脱いだりとなかなか忙しいです。またコンピューター等も別のトレイに入れます。手荷物中に怪しいものがあると、すかさず中身のチェックです。

 このチェックをスムースに抜けるためには、あらかじめ手荷物中の金属類や電子機器類を素早く出せる状態にしておき、すぐにトレイに乗せてしまうのがコツです。

  自分の身に付けているネックレス等のアクセサリーも重厚なものははずしたほうが無難かも。ホノルル空港では、胸にさしてあったボールペンも外せと言われました。

 手荷物検査と同時に自分自身の検査もあります。財布の中のコインやベルトの金属に反応することもあるので、はずした方が無難です。

 2004年の旅行では、先ずパスポートを係員に渡し、本人との照合を確認したうえで、X線チェックを受けました。万が一引っかかった場合は、体を触られ、さらに金属探知機で全身を調べられます。


8. 出国審査

 手荷物検査が終了し先に進むと出国審査となります。列の短い所を探し、一人一人審査を受けます。審査に必要なのはパスポートと搭乗券です。審査そのものは短時間で終了します。

 これが終わると、出発ロビーになります。ただし搭乗時間まではまだかなり時間があることが多いので、またしても時間つぶしを必要とすることが多いです。

 ゲート集合時間は離陸予定時刻の30分前前後が多いようですから、だいたい30分から1時間程度の待ち時間があると思われます。

 ビジネスクラスなら航空会社のラウンジで寛ぐことも出来ますが、エコノミーの場合は早めにゲートに行ってダラダラ過ごすぐらいしか方法がありません。

 もちろん飲み物や軽食を摂ることも出来ます、食べ過ぎると胃の調子が悪くなり、飲み物を飲み過ぎれば、機内ですぐにトイレに駆け込むことになります。しかも離陸時はトイレが使えませんから、結構コントロールが難しいです。

 さらに成田空港の場合、動き出してからも離陸する場所まで延々と15〜20分ぐらい滑走路上を飛行機が走り回り、離陸後も気流によっては安定するまで30分以上かかりますから、トイレに行けない時間が1時間以上ということもあります。

 というようなことを考慮しながら、店を見たり、飲み物を飲んだり、トイレを済ませたりして搭乗ゲートへ向かいます。


9. 搭乗ゲート

 椅子に座ってのんびり待っていると、やがて搭乗のアナウンスが入ります。アナウンスを聞いてすぐに内容も確かめず並ぶ人がいますが、搭乗には順番があります

 最初にビジネスクラスやハンディキャップのある人、小さい子供を連れが優先搭乗となります。その次は飛行機の大きさにもよりますが、原則として奥のほうの座席順です。乗り込むときもパスポートと搭乗券を見せる必要があります。


10. 搭乗

 通路を進んでいくと、入り口が二箇所に別れていることが多く、普通は左側がビジネス席、もう一方がエコノミー席になっていることが多いようです。

 入り口ではフライトアテンダントが笑顔で迎えてくれます。座席の位置がわからなければ気軽に尋ねることも出来ます。搭乗券を見せるとどちら側の通路に進めばよいか教えてくれます。この時ほとんどの人は無言で通り過ぎますが、フライトアテンダントは挨拶をしてくれますので、きちんと返事をしたほうが印象が良いと思っています。



離陸から入国審査へ


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