年齢とともに時差ぼけ解消に要する時間が増えているような気がします。その実態と対処方法についてまとめます。
時差ぼけはハワイに着いたときと帰国したときの両方に生じます。基本的に日本とハワイの時差は19時間遅れと言われていますが、分かりにくいので私は5時間足して、1日引き算しています。
入国時ですが、日本を夜8時ごろ出発すると、ハワイには日本時間で深夜の3時半ごろ到着します。つまりようやく少し寝たかなと思うころ起きなくてはならないわけで、当然ながら睡眠不足になります。
そのままの状態でワイキキに到着すると、ツアーの場合説明会での説明がきちんと理解できず、促されるままに余計なツアーの申し込みをしたり、お土産の購入をしたりしてしまいます。
その程度の出費ならまだしも、空港からレンタカーを借りて居眠り運転をして事故なんていうことになったら、楽しいハワイ旅行に最初からケチがつきます。
というわけで、入国時の対策ですが、実は画期的な方法はないようです。私が行っている方法は、以下の通りです。
1 機内に用意するもの
・ アイマスク
寝るとき、他の座席からの液晶ディスプレイの灯りや、読書灯の灯りが気になることがあります。特に液晶ディスプレイは、画面の動きで明るさが変化するので気になります。
・ 通常のマスク
私は喘息持ちで気管支が弱いので、機内の空気が汚れているなと思ったときはマスクをして寝ます。そうしないと、口を開いて寝たときに、喉が渇いて炎症がおきやすくなるためです。
ただアイマスクと機内マスクを併用すると、周りからは異様な光景に見えるのではないかと思っています。
・ 導眠剤(デパス)
一度風邪気味で風邪薬を飲んで寝たら短時間にかなり深く寝ることが出来、翌日の動きが楽だったので、それ以来かかりつけの医者に導眠剤「デパス」というのを処方してもらっています。
機内食を食べ終え服用すると、30分ぐらいで効いてくるような気がしています。
・ スリッパ
靴を履いたまま寝るということに慣れていないので、スリッパを用意しています。最近の機内は清掃が行き届いているので、靴だけ脱いでスリッパは履かずに、そのまま足を投げ出して寝たこともあります。
いずれにしても靴を履いたままでは寝にくいです。
・ 長ズボン
日本からハワイに向かうと、最初はかなり機内が冷えています。ハワイに近づく頃、少しずつ機内の温度が上昇するように思っていますが、寝るときに冷えていると寝られません。
特に太ももの冷えは、足先が冷たくなりますので寝にくいです。ブランケット等が用意されていますが、狭い座席でうまく使うのにはコツがいるようにも思います。それより最初から長めのゆったりしたズボンを履いたほうが楽だなと感じています。
当然ながら、上半身も少しゆったりとしたシャツやポロシャツを着ることが多いです。Tシャツだと、ちょっと寒く感じることがあります。
2 座席の位置
どんなところでも寝られるという人も多いと思いますが、私には無理です。その意味ではなるべく足の自由度が大きい通路側の席は必須です。
そのためにも、やはり事前に座席指定できるように、ツアーではなく航空会社で直接チケットを買ったほうが良いと思っています。