コンドミニアム退室時の注意

 基本的には入室した時と同じ状態に復元しておくのが一番良いと思います。そのためにどうするかですが、万が一部屋の一部を破損した場合は、なるべく早くオーナーさんに連絡したほうが良いと思います。

 最近(2015年)になって、このあたりのことを、事前の部屋の使い方の説明文で、かなり細かく注意するオーナーさんが増えています。それだけ滞在中、部屋を乱暴に扱う旅行者が多いのかなと思っています。

 また事前に部屋の修理費用を掛け捨ての保険で掛けるように言ってくるオーナーさんもいました。

 それ以外の点では、特にバケーションレンタルの場合は以下の点に私は注意しています。

部屋の鍵

 リビングルームのテーブルの上や、キッチンの特定の場所に置いておくように指示される場合が多いです。

 ということは部屋に鍵を置いて退出するわけですから、一度部屋を出てしまうと戻れません。それを考慮して忘れ物チェックを入念に行う必要があります。

 また部屋にコンドミニアムの駐車カードが置いてあって、これを利用する場合、レンタカーのフロント部分に吊り下げることによって駐車料金が無料になる場合があります。

 問題はこの駐車カードを回収せずにレンタカーやさんに返却してしまう場合があるようで、帰国のためにホノルル空港に到着して気が付いたのでは遅すぎます。

 この点について、部屋の利用の説明書で、かなり念押しをしているオーナーさんが多いので、実際にそういったトラブルが多いのだと思います。


掃除について

 だいたい部屋の片隅に掃除機が置いてあります。オーナーさんの説明書でよく見かけるのは、ビーチに行ったときにどうしても砂が靴についてしまうので、それを部屋に持ち込まないでほしいというものです。

 ただこれはワイキキ市街を歩いているだけでも、砂はついてきますから、滞在が長くなればなるほど、部屋の入り口付近に小さな砂が目立つようになります。

 私は自在ホーキがあればそれを使ってまずきれいにして、その後掃除機をかけるようにしています。

 なお欧米の人はカーペットの上でも靴を履いたまま動き回ることが多いようです。私はいつもスリッパを持参して、室内で履き替えています。

 オーナーによっては、室内では靴を脱いで欲しいと説明書に書いている人もいます。 


食器類について

 最近のバケーションレンタルの部屋には、食器洗い用の使い捨てのスポンジや洗剤があらかじめ用意されていることが多いです。

 私は最後に使った食器はすべて洗って、これもだいたい用意していあるキッチンペーパーやフキンを広げて、その上に載せて退出しています。


タオル類について  

 使用するタオルは、一週間以上の滞在の場合、途中で数回洗濯することもありますが、洗濯しないでどんどん積みあげるという方法もありそうです。

 ただ洗濯籠にタオル類が山になって放置されるのは見るに忍びないので、私は自分の衣類と一緒に選択します。

 ただしチェックアウト前日に使ったようなタオルは洗濯が不可能ですから、洗面所に「使用しました」ということが分かるように、何枚か積みあげて退出しています。


ごみについて

 当然ながら、ゴミはすべてダストシュートまで持ち運び、室内に残したことはありません。

 ただしガラス瓶や缶類はダストシュートに投げ込むと危険なので、ダストシュート近くの床に置いておきます。

 というわけでバケーションレンタルはチェックアウト時には結構面倒なことも多いと思います。ホテルならこんなことは一切気兼ねする必要はなく、すべてホテル側が処理してくれるわけですが、その分人件費がかかり宿泊代も高くなることになります。

 すべてを人任せにして、リゾート気分だけをたっぷり味わえるホテルと、ハワイで暮らすという感覚を重視して、バケーションレンタルを使うという方法。どちらも一長一短がありますが、最終的には個人個人の好みもあると思います。 



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