前ページからの続きです。
保険料を試算する条件は、ハワイ旅行8泊10日を設定。旅行者は一人。目的は観光。持病等は特に無いと言う理想的な体力の持ち主を想定しています。出発日は12月1日を設定。
一番下段の保険料が実際に支払う額で、それ以外の数字は補償額で、単位は万円です。また航空機遅延や手荷物遅延については考慮していません。
富士火災
私の希望金額 | 富士火災 | |||
最低金額 | 最高金額 | 最低金額 | 最高金額 | |
傷害死亡 | 0 | 500 | 1000 | 2000 |
傷害後遺障害 | 500 | 2000 | 1000 | 2000 |
治療費用 | 200 | 2000 | 500 | 800 |
救援費用 | 50 | 200 | 0 | 800 |
疾病死亡 | 0 | 500 | 1000 | 2000 |
個人賠償責任 | 0 | 1000 | 0 | 10000 |
携行品 | 0 | 10 | 0 | 50 |
保険料 | 4680 | 10450 |
AIUは割高だなと思っていましたが、富士火災はもっと高いようです。
ここまでのまとめ
前ページからの料金を改めて眺めてみると、何かあったときにもらえる保険金額の有無をあまり気にしなければ(つまり一種のお守りだと思って)損保ジャパンのOff!が値段的に一番安いことになります。
また治療費用の額を優先する場合は「ジェイアイ傷害火災」となります。
最後に
最後に残ったのが告知条項です。ネットでも、「特に申告せずに加入した」というような書き込みがありました。
しかし、保険会社も多額の保険金を支払う以上、そういった調査は入念に行うはずで、持病があるのに申告していなかったことが分かれば、保険金は下りないという可能性は大きいです。
私の場合はブログでも書いているように、高血圧で降圧剤を服用していますので、間違いなく告知事項に該当します。
この場合の保険会社の対応は三つに分かれます。
1. とにかく告知事項の該当事項が一つでもあったら、加入は認めない
2. 条件次第で認める
3. 認めるけれども、持病に関する治療費用は制限または補償されない
という三パターンに分かれるようですが、2.と3.の境界はあいまい。ネットでは認めないけど空港等の窓口で認める場合があるとか、なかなか複雑です。
そういった曖昧さを排除して、3.の場合に該当するのがAIUの保険です。(AIUの場合は補償が制限されます)従って私の場合は基本的に加入するならAIUが無難。
ただしブログのコメント等で、電話をしたり、面接をしたりすることによって、持病以外の病気や怪我についての保険を設定できると言う会社も存在するようです。
つまりこの場合は持病関連の費用は自分が負担すると言うことになるはずです。
具体的には「損保ジャパン」が該当するようですが、私が電話等で会社に確かめたわけではありませんので、加入を検討する場合は再度確認が必要だと思います。