Na Palapalai

Makani　’Olu'olu

１２曲（４１分１５秒）　２００２年

Ｐａｃｉｆｉｃ　Ｈａｗａｉｉａｎ　Ｍｕｓｉｃ

　ハワイアン音楽と言うと、基本的には昔のゆったりしたフラダンスを思い浮かべる方が多いと思いますが、最近のハワイアンはだいぶ雰囲気に変化があります。

　そういったコンテンポラリーハワイアンも、フラダンス系、ヒーリング系と大きく分かれるのではないかと感じているのですが、パラパライさんの音楽は、間違いなくフラダンス系だと思います。

　１曲目から元気一杯の歌声が響いてきて、フラを勉強している人は思わず腰を浮かして手を動かしてしまうのではないでしょうか。それほどインパクトのある演奏だと思います。

　４曲目も個人的には好きな曲です。目一杯歌うというわけではなく、肩の力を抜いてさりげなく歌っているところが良いなと感じます。

　５曲目、７曲目も１曲目同様元気一杯。せめてこれにあわせて足だけでも動かしてみたいものです。

　９曲目、ジェーくさんを思わせるようなウクレレの伴奏が素晴らしい。その後に続くノリの良い歌声も聞き応えがあります。

　あえて不満を言うとすると、コーラスが高音方面に傾いているので、ず〜っと聞いているとちょっと疲れます。出来れば間に低音の響く曲を入れて欲しかったなと思いますが、押せ押せでノリノリのCDという点では素晴らしい仕上がりだと思います。

　フラをやる人は必ず欲しくなる１枚だと思います。