The Brothers Cazimero

DESTINATION PARADISE

14曲(46分56秒) 1998年

Mountain Apple Company

1. The Beauty Hula (Ho'oheno Keia No Beauty)
2. Waikiki
3. Hamepila/Huapala Maka Onaona
4. Pretty Red Hibiscus
5. Kuahiwi Nani (Haleakala Hula)
6. Aloha O'ahu/Manu 'O'O/Lei Kakuhihewa Medley
7. Hukilau/The Hukilau Thing/I Got Hooked at a Hukilau
8. He Mana'o Aloha
9. Rocking Chair Hula (Noho Paipai)
10. Ko Ma'i Ho'eu'eu (Your Lovely Ma'i)
11. My Sweet Pikake Lei
12. Ua Break 'Oe My Heart/'Ahulili
13. Aloha E Kohala
14. Destination Paradise


 ハワイアンで好きなアーティストはと聞かれると「IZ」をあげる人が多いかもしれません。他には「ケアリー・レイシェル」「ハパ」といったところでしょうか。

 前者の二人は、いわゆるハワイアンヒーリングミュージックの巨匠と言えるかも知れません。「ハパ」はそれとはちょっと違い、演奏の技巧やポップな感覚で、もう少し若い世代に受けていると思います。

 私の場合は、もちろんこの方たちの音楽もよく聞きますが、自分の感性に合うなあと思えるバンドは、先ず「マカハ・サン」です。以前は「IZ」も所属していました。

 で、最近いいなあと思ってよく聞くのが、これまた定番かも知れませんが「The Brothers Cazimero」です。ともかく透明感のある、お二人の声の質が気にっています。

 今回紹介するのは、この方たちが、フラダンスでもよく使われる曲をcazimero風にアレンジした「DESTINATION PARADISE」というCDです。

 このCDに限ってジャケットの写真が地味というか、いつものお二人の顔が出ていません。ちょっと見にはカジメロのCDには見えません。

 2曲目の「Waikiki」がお気に入りです。曲の雰囲気とcazimeroさんの高音がきれいに調和しています。

 5曲目、フラの練習に使えそうな曲です。踊っていても気持ちがいいのではないでしょうか。6曲目のメドレーもいいです。

 9曲目、小刻みなギターのリズムが、ベースの音と旨く絡んで、ちょっと雰囲気の違う曲作りですが、軽やかでいいです。

 14曲目、このCDのタイトルがついた曲です。カジメロ兄弟の曲への気合いが感じられますが、個人的にはいまいちのような気もします。



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