ISRAEL KAMAKAWIWO’OLE
FACING FUTURE
15曲(56分40秒) 1993年
The Mountain Apple Company
1. Hawai'i '78 introduction |
2. Ka Huila Wai |
3. 'Ama'ama |
4. Panini Pua Kea |
5. Take Me Home Country Road |
6. Kuhio Bay |
7. Ka Pua U'i |
8. White Sandy Beach of Hawai'i |
9. Henehene Kou 'Aka |
10. La 'Elima |
11. Pili Me Ka'u Manu |
12. Maui Hawaiian Sup'pa Man |
13. Kaulana Kawaihae |
14. Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World |
15. Hawai'i '78 |
いわずと知れた癒しのハワイアンの巨匠です。しかし初めてこの人の声を聞いたときは、なんだかかすれたような声だなと思っていました。
ジャケットには本人の後姿の写真が出ていますが、横幅は私の三倍ぐらいあります。
全盛期の「小錦」を思わせる体型で、ひじょうに太ったサモア系のおじさんに見えましたが、実際にはかなり若いようで、お兄さんと呼ばないといけないようです。
この太ったおじさん(お兄さん)のどこからこんな声が出るのかと思われるような味のある声です。
この声、別に特徴があるわけでもないのですが、聞いているとなぜか安心感が生まれ、リラックスできます。時折つぶやきが聞こえますが、何やら思い入れたっぷりの、何かを感じさせる語り口です。
そして聞けば聞くほど、その歌声と響きに引き込まれていきます。理由はよく分かりません。ただハワイアンの魂が音楽に宿っているような気がします。もっともっと聞きたい気もしますが、残念ながら1997年に38歳の若さで亡くなってしまいました。
それでも今もってこの人のCDはe-bayのオークションでも高値で取引されています。ハワイ語で語られる歌詞の内容はよく分かりませんが、英語の方は良く聞いていると多少意味も分かります。
収録されている曲はどれもしっとりとしていて心の琴線にそっと触れてくる音楽だと思います。
IZのCDは私は8枚ぐらい持っていると思いますが、その中でもうまく選曲されているCDだと思います。