帰国時の空港での手続き

 ツアーに参加した場合は業者さんの案内に従って空港内をぞろぞろと動き回ればいいわけですが、個人手配の場合は帰国便のチェックインは自分で行わなくてはいけません。

 空港到着の目安は2時間前というのが一般的だと思います。ビジネスクラス等の場合は1時間ぐらいでも大丈夫かもしれません。(航空会社に寄ります)

 ワイキキから空港までの所要時間は25分前後。途中渋滞があると40分ぐらいになることがあります。

 また乗り合いシャトルのような場合、一部の乗客の遅れで、やはり場合によっては45分ぐらいかかることもありますが、私の場合それ以上の時間になったことはないです。

 空港に到着すると、各航空会社のチェックインカウンターの場所が決まっていますので、その案内板を確かめながら移動します。

 エコノミーとビジネスでは、並ぶ列が異なっていますので注意が必要です。

 列に並んで順番を待ってカウンターに出向き、スーツケースを預けますが、この時重量オーバーだと荷物の詰め替えを強制されます。

 そうなると荷物を詰め替えてもう一度並ぶことになりますから、事前によく重さをチェックしておく必要があります。

 最近は携帯できる重量測定器が安く販売されていますので、これを利用するとよいかもしれません。

 無事手続きが終われば、搭乗券をもらうことができます。このあたりは日本を出発するときと同じです。

 手続きを終えたら身軽になっていると思います。日系航空会社の場合は、そのまま奥に進んで左折すると手荷物検査となりますが、最近ここが時々大混雑します。

 理由は簡単。セキュリティチェックが厳しくなっているからです。またその時の係官の考えや、その頃の社会情勢で、しょっちゅうチェックの形が変わります。

 一番面倒な時は、帽子を取り、上着を取り、ベルトを取り、靴を脱ぎ、ポケット内の物をすべて外し、時計やアクセサリーも外すというもので、これが人間様のチェック。

 それ以外に、荷物からコンピューターやデジタル製品を取り出さないといけませんので、必然的に時間がかかります。

 さらにその先では、ホールボディカウンターで全体をチェックされる場合もあります。ここでちょっとでも不審なものがあると、すぐに係官が飛んできてボディチェックとなります。

 過去に、この手荷物検査だけで30分以上かかったことがありますから、あまりぎりぎりに空港に到着すると焦ることになります。

 ただそこを抜けると出発ロビーとなりますので、あとは基本的に自由。ここで朝食を摂ったり、時間つぶしをしたりする人も多いと思います。

 ただ最近のニュースでホノルル空港の飲食は、全米のハブ空港で最悪という旅行者の評価になったそうです。

 要するに何でも高いということだと思いますが、ほとんどすべてを輸入に頼らざるを得ないため、やむを得ない部分もあるのかもしれません。

 私は最近チャイナのラウンジを利用しているので、こういった飲食費の現状はよくわかりません。ただワイキキ市街よりも空港は間違いなくさらに高い値段になると思うので、何となく想像はつきます。

 ちなみに出国審査を終えた、すぐ正面にレストランがありますが、便利な分、やたら混雑します。体力があるなら少し先端方面に歩いて行き、メインランド方面の搭乗ゲートがある方に向かうと、ガラガラのレストランがあります。

 価格が高いんなら、せめてそういった落ち着いた雰囲気で食事や休憩をしたいものです。ただし朝早いと営業していないこともあります。(以前その日の第一番目のお客さんになったこともあります)

 時々パイロットやフライトアテンダントが食事をしているのを見かけることもありますから、飛行機ファンは楽しめると思います。

 入り口付近のレストランに比べるとダイヤモンドヘッドが見えたりして、展望も良いです。

 確かパイロットランチといったようなメニューも見かけた気がするのですが、今は不明です。ただのんびりできることだけは間違いありません。距離的にも入り口から100m程度です。



交通機関表紙に戻る


トップページに戻る