2019年 ホロカードの購入

ホロカード購入と利用

 さらに5分ほど待ってようやく窓口に到着。窓口のお姉さんに申請書を渡すと、名前等をコンピューターで入力している様子。

 しかしお姉さんの手つきがなんかおぼつかない。慣れていないようです。日本人の私の名前が入力しにくいのかも。

 さらに「使用期間は1年か5月か」と聞かれたので「5月」と返答。この辺りは中学生英語のやり取りですが、結構ヒヤリングが大変。

 その理由はお姉さんとの間にあるプラスチックのボード。声がくぐもって聞こえます。ただその場で地元の方とのやり取りを聞いていると、英語とは思えないような英語を話す人もいるようで、お姉さんもヒヤリングに苦労している様子。

 逆に言えば、英語の苦手な日本人でも、四苦八苦してわかる範囲で答えれば問題なさそうです。というわけで、5月分の料金として「8ドル」と言われ支払い。年間パスだと43ドルだったと思います。

 パスポートも持参しましたが、風貌が明らかに65歳を越えていると思われたのか確認されず。(笑)

 続いて写真撮影。パスポートの写真等とは違って、「撮影時はスマイル!」とカメラの横に注意書きが出ています。これを読むだけで顔がほころびます。

 とは言うもののシニアのおじさんが一人でカメラの前でニヤニヤするのも憚れたので、ほんの少しだけ微笑んだのみで撮影終了。

 すぐにその写真が印刷され、渡されたのがシニア用の「ホロカード」で、どうやら申請日から一か月利用出来るみたい。(と思っていたのですが、実は5月分だけでした)

 予定していたシニアカードとはちょっと違うぞと思いつつ、まあ制度が変わったんだろうと勝手に解釈してありがたく受け取って手続き終了。

 ついでに、先ほど申請書類をチェックしてくれた人の良さそうなお姉さんに、「どうやって使うの?運転手に見せればいいの?」と聞いてみました。

 すると、どうやらバス乗車時に見せるのではなく、ICカードのようにタッチする場所があるので、そこにタッチするということのようです。

 このあたり英会話でやり取りしています。日本語はほぼ通じないと思った方がよさそうです。でもやることはこれだけですから申請書さえ記入できれば何とかなりそうです。

 というわけで、情けない顔写真が付いたカードをもって帰りの2番バスに乗車。乗り込んで料金箱の右手前、フロントガラス側を見ると、新しく読み取り装置が設置されていました。

 そこで、その画面にカードをかざすと、何やら音がして
シャカサインが表示され、OKになった様子。運転手さんによっては、このカードを使ったとき「サンキュー」と言ってくれますね。

 また、乗り放題というわけですから、以後どこに行くにも(ワイキキバニヤン前からフードパントリー当たりの移動でも)これを活用。

 1回の乗車が2.75ドルですから、3回乗れば元が取れるなと、ずる賢く計算。実際には5月中の5日間ぐらいの滞在で15回以上利用したと思います。

 ちなみに5月が終わったらどうなるのかということも体験。6月になって乗車して、いつものように使おうと思ってパネルにタッチしたら「ブブー」という警告音が鳴って利用不可。

 そういえば今日から6月だったんだと思って、部屋に戻ってネットを使ってホロカードのサイトにアクセス。この辺りスマホでも可能かもしれないなと思いながら、該当ページにジャンプ。

 このページでカードに書いてあるナンバーやセキュリティコードを入力。すると再チャージの画面が表示されたので、クレジットカードを使って支払い。

 その情報は瞬時に各バスの端末に反映されるようで、以後無事に乗車することができました。なおそういった手続きが面倒なら年間パスもあるみたいですが、こちらは購入費用が40ドルを越します。長期滞在者向きです。



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