ザ・バスの乗り方

 我々夫婦が初めてハワイに行ったとき(1994年3月)は、乗車券が60セント(当時のレートで80円ぐらい?)でした。「なんて安いんだ!」と驚きました。

 その後1ドルに値上げされ、さらに
2001年には1.5ドルに値上げされました。さらにさらに2004年には2ドルとなり、2014年現在で2.5ドルになっています。結局この20年で4倍ぐらいになった計算です。

 しかし値上げされたとは言うものの、
オアフ島のどこへでも2.5ドル(子供は1.25ドル)で行ける便利さは、実際に利用した人でないとわかりません。

 ワイキキの市街だけですべて事足りるならば利用する必要はありませんが、折角のハワイですから、カルチャー体験も兼ねて是非利用して欲しいと思います。

 バスには地元の人や、他国からの観光客もいっぱい乗ってくるので、観光とともにハワイでの生活気分を楽しむこともできます。

 クヒオ通りには停留所が多数あります。近い所では隣の停留所と百mぐらいしか離れていません。もちろんどこから乗ろうと構いません。バス停の場所は、ワイキキ市街では比較的分かりやすいのですが、郊外では表示が小さくわかりにくいところもあります。

 ビーチ側で待てばハナウマ方面、アラワイ運河側で待てばアラモアナ、ワード方面に行くことが出来ます。

 電信柱に黄色い「THE BUS」と書かれた看板が貼り付けてあるだけの所もあります。この看板には、その停留所を通るバスの路線番号が書かれているので、目的のバスが通るかどうかを確認できます。


乗り方

 バスが近づいてきたら路線番号を確認し、小額紙幣と小銭を用意します。お釣りはもらえません

 目的地にもよりますが、ワイキキから一本のバスでは行くことが出来ず、アラモアナあたりで乗り換える必要に迫られることもあります。

 その場合はトランスファー(2017年9月まで、10月からは1日乗り放題パス5ドルに変更)という乗り換え用のチケットを乗車時にもらっておき、これを次のバスの運転手に見せれば、乗り換え後のバス代は必要ありません。

 さて実際に乗ってみましょう。ワンマンバスなので、前から乗るのは日本と同じです。当然降りるのは後ろになります。

 ただし高齢者や体に障害のある人が前から降りてくる場合もあります。その場合は、運転手さんが乗り込もうとする人に向かって「待て」と制止します。(前から降りる人が最近(2013年)増えています)

 ちょっと高いステップを上がり料金の支払いです。紙幣は紙幣マークのあるスリットに滑り込ませます。硬貨はジャラジャラとプラスチックの入れ物みたいな所に入れます。

 家族連れの場合は、大人と子供の人数を運転手に告げてから入れれば混乱は少ないと思います。

 ただし日本の子供は向こうの子供に比べると小さく見えるらしく、小学生低学年だと幼児と間違われることもあります。そのときは「子供料金はいらないよ」、なんて言われてしまうこともあります。(我が家の息子がそうでした)

 支払いを無事済ませたら座席の確保です。前半分は障害のある人や高齢者向けの座席なので、なるべく後ろの方の席に座ります。

 車内はかなりエアコンが効いています。朝夕の時間帯と空いているバスはかなり冷えます。寒がりの人は対策を練っておいた方が良いと思います。



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