ツアー価格を決める要件(ホテル他)

良いホテルとは

 これもまた人それぞれです。豪華であればあるほどいい、という人もいれば、ともかく寝る場所があればいい、と考える人もいます。部屋は広い方がとか、窓からは海が見えないと気分が出ないとか、ともかく清潔さにこだわりたいとか、千差万別です。

 私の場合は、部屋は広い方がよい、海は見えなくても良いけど、窓からの景色は開放感がある方が良い。滞在費用を安くするためにキッチンがついていて、出来れば毎日部屋に人が入ってこない方が良い。など諸々の条件を考えてコンドミニアムを選択しています。

 何を言いたいかというと、どんな人のニーズにも答えられるようなホテルであればあるほど、付加価値が高くなりますので、宿泊料金は上昇するということです。

 ということは、何が自分の宿泊条件で、どうゆうことを我慢できるか、というイメージが作れれば、あとは自然にホテルが決まっていきます。このあたりの話しは準備編のホテルの選び方というページにも書きました。

 ただしまったく同じホテルでも、部屋の指定の仕方によって宿泊料も変わります。これもツアーの条件に書いてあります。


ホテルの宿泊料金

 最も安いのは、いくつかのグループホテルの中のどれかで「部屋指定無し」というものです。

 これはチェックインの時どんな部屋を指定されても、基本的に変更できないはずです。折角のハワイなのに、それじゃあんまりだ、という人はホテルを指定することになりますが、その分料金がアップします。

 さらにホテルの部屋で、階数を指定するとか、部屋の向きの指定、眺めの指定とか、いろいろな条件を付けることが出来て、そのような条件を売りにしているツアーも存在しますが、当然ツアーの値段は上がります。

 これ以外にも「アーリーチェックイン」が出来るとか、12時にチェックインが出来るというのを売りにしているツアーもあります。

 さらにホテルの駐車場は無料で利用できるとか、小さな子供は添い寝で無料になるとか、エキストラベッドを入れることが出来るとか、まあともかくいろいろな環境が整えられています。

 まだあります。部屋でインターネットが出来る、部屋からの市内電話無料、バスタブの有無などなど、本当に何でも出来る感じですが、こういった条件が整えば整うほど、ツアーの価格は上がっていくはずです。

 こういった項目で、自分たちにとって何が必要か、どれが必要でないかを決めると、後の選択が楽になります。


その他の価格決定条件

 ツアー選択のポイントにページにも書きましたが、航空会社と宿泊先以外にツアーの価格を決める要件としては、以下のようなものがパンフレットに書かれています。

 ホノルル空港からの送迎。送迎の有無を選べるとか、送迎する場合も混載のバスではなく、シャトルやタクシー、場合によっては追加料金でリムジンとかを選べるようなツアーがあります。

 到着初日の過ごし方。説明会の有無、市内観光の有無、ミールクーポン(ハワイ到着日の昼食用)、レンタカーが初めから付いているもの、滞在中の交通機関としてトロリーの利用が無料で出来る、タクシー券が付いている、各種のオプショナルツアーが最初から付いている、または追加料金で安く?利用できる、携帯電話が無料で借りられる(借りる料金が無料なのであって、利用料は別料金)などです。
 
 こういった条件や付加価値を様々に組み合わせて、より顧客のニーズに合ったツアーを作るというのが、ツアーの特徴ですが、要するに何度も言いますが、付加価値が付けば付くほどツアー料金は上昇します。さらにツアーを販売している会社のブランド力もツアー料金に反映されます。


このページのまとめ

 というわけで、ハワイに関して言うと、ツアーの種類が多すぎて(ツアーの諸条件の組み合わせパターンがあまりにも複雑で)どのツアーが安いということは分からなくなりつつあります。

 とすると我々が選ぶとき根拠にするのは何だろう、ということになりますが、やはりハワイで何をしたいのか、という原点にもどり、そのやりたいことをもっとも的確に実現できるツアーを探すことが、月並みですが、その人にとって一番安いツアーになるのだと思います。



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