旅行費用の捻出を考えるようになってから家計簿の必要性を意識するようになりました。月々3万円の貯蓄といっても、実際に行うと結構厳しいものがあります。とすると、と私は理系なので話しを進めて考えます。
実際我が家の経済状況はどうなっているのか、これを確かめてみれば無駄も発見できるし、節約できる部分も分かるのではないかと考えました。
もともとパソコンは嫌いではなく(嫌いだったらホームページなど作りませんね)、仕事も含めて1日5時間ぐらいはパソコンの前に座っています。この時間を無駄にしない手はありません。
そこで家計簿を作ってみることにしました。家計簿については、本屋さんに行けば飾るにふさわしい?立派な家計簿がたくさん売られていますし、ネットで「家計簿」と入れて検索すれば無料のソフトがいくらでも手に入ります。
しかしソフトをダウンロードし、保存し使い方を習得するのは、そのソフトを作った人以外の人にとっては意外に使いにくい部分があるものです。
機能があればあるほど分かりにくいソフトになる、というのはこの世界の常識ですね。そこでマクロやテンプレートといったコンピューターの専門用語は一切使わずに、単純に支出だけを計算する表をエクセルで作成しました。
要するに項目と金額を並べて入力し、最終的にその月の合計支出額を求めるというものです。
収入の欄はありません。従ってあといくら使えるみたいな残金も計算できません。しかしこれでも日々レシートを見ながら入力するのは大変です。ともかく1日5分で出来る支出簿を作ったつもりです。
私が今自分で実際に利用している家計簿の書式というか項目立ては以下の通りです。
日付 | 分類 | 名称 | 場所 | 食費 | 外食 | 衣料 | 雑貨 | 交通 | 光熱 | 通信 | 医療 | 教育 | 税金 | レジャー | |||
保険 | 宿泊 | 遊び | 食物 | 交通 |
食費は大根いくらとか肉とか分類しません。食べ物は飲み物や弁当代も含めてすべて食べ物です。これならレシートの合計だけ入力すれば良いだけです。ただし外食は別費用にしています。
雑貨は何でもあり。基本的にはその他の項目と考えています。交通はいわゆるガソリン代や電車賃、車検等の諸費用です。教育費は授業料や塾の代金。税金や保険はどうしても払わなければいけないものとして一緒にしてあります。で最後がレジャー費。これは国内旅行に行ったときなどの概算です。
つまり税金の項目までが通常の1ヶ月の消費支出になります。1日に食費と雑貨の両方の支出があったときは、行が2行になりますので、順次行挿入を行っています。
最終的には月締めで、この表の一番下段に各項目の合計額とレジャー以外の総支出額を計算するような項目を設けています。
でさらにこの合計額の1行を別のページにコピーして、月ごとの支出額の一覧を作っています。これにより自分の家の支出の全体像が把握できます。3ヶ月ぐらいやると、いろいろ思うこと、気がつくことが出てきて、貯蓄の参考になります。
次は家計簿の分析です。